無気力女子が転生して最強になったらこうなる【轟焦凍】 (ページ41)

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『まず、私は2つの個性を持っています。

1つはご存知の通り時間操作

そしてもう1つは

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〈彼岸花〉です。』

相「彼岸花……？」

『はい』

私は具体的に話し始めた。

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『この個性は色々あって…

赤色の彼岸花は炎を出して、黄色は電気を流します。

この2つはもう見ましたよね？』

相「あぁ、そうだな」

『実は他にも色々あって

緑の彼岸花は風を自由自在に操ります。

青い彼岸花は水、オレンジの彼岸花は爆発を起こします。

白の彼岸花は武器を作ることが出来て、

紫の彼岸花は毒を操り、紺色の彼岸花は氷を操ります。

ピンク色の彼岸花もあるんですけど……これは少し特殊なんです』

相「特殊？」

『はい。治癒…とまではいかないんですけど、そんな感じです。

リカバリーガールのように重症の怪我を治すことはできませんが、気絶した人を起こしたり、切り傷を治す程度ならできます。』

相「ほう……」

『最後は……黒色の彼岸花なんですけど＿＿＿＿＿＿』

相「……！？！？」

『使ったことはないんですけど……』

相「そうか……それはとても危険だな……」

『はい……だから、それは使わないようにしてます。緊急事態の時……あるいはそれ以上の事がない限りは……』

相「懸命な判断だ。俺もそうした方がいいと思う。」

『はい。』

相「それで全部か？」

『はい。私の知る限りではそれが全てです。』

相「分かった。わざわざ残ってもらって悪かった。」

『いえ、大丈夫です……あの、爆豪は』

相「今日はもう帰らせた。」

『……そうですか、分かりました。失礼します。』

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『はぁ……』

今日は疲れたな……

この世界に転生して約2週間、とてもたくさんのことがあった

雄英高校に勧誘されたり、訓練させられたり、指名手配犯捕まえたり……

実はあの後少しだけオールマイトと仲良くなったり

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『せっかく転生したんだし……楽しむのもあり……なのかな』

静かにしてようかと思ったけど

それじゃあ、もったいないかもな

ヒロアカファンなら誰もが羨むであろうこの状況を

思いっきり楽しんでやろう。

私はそう決意し、軽い足取りで家に帰った。

〈続く〉

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