Dear過去と未来をつなぐ僕ら

。 ページ18

涼介「……ﾊﾊ､なにいってんの、」

慧「ここまで言ったからには逃さない。聞くまで俺は粘るよ」

涼介「……ないよ、悩みなんて…」

慧「じゃぁ、あの精神安定剤は？なにあれ、その目の下の隈は？」

涼介「……なんでもない。

.


.

伊野ちゃんの悩みは？それを先に聞く。

解決したいから

俺なんかよりそっち先。」

でた、"俺なんか"

慧「……俺は、

.


.


.山田が悩みを打ち明けてくれないのが悩み。」

涼介「……ずるい、…しつこい。なんで」

山田はポロポロと涙をこぼした。

涼介「伊野尾ちゃんは…普段アホっぽいのに…」

え、今こいつアホっぽいって言った？←

え？俺の事貶した？え？このスーパースターいのおをけがした？←

涼介「こういう時だけ鋭いのぉ……笑」

慧「俺は、山田のスーパーヒーローだからさ

どんな悩みでも辛い思いをした時も味方になるよ」

涼介「…………ほんと？」

慧「うん」

涼介「絶対？」

慧「約束」

山田は重たい口を開いた。


涼介「………………か、母さんが…死んだんだ

.

.

,
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


慧「……ぇ」


思わぬ発言に俺は、体を硬直させてしまった。

ほんの一瞬、軽蔑しそうになった。

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