五十六, ページ10
近藤「霧瀬ちゃん。今さっき楼主から連絡があってな。1ヶ月後に太客の指名が入ったらしい。そればっかりは断れないから1ヶ月後に戻ってきて欲しいそうだ」
昼食の時間になって食堂に集まると、
近藤が霧瀬に話しかけた
霧瀬「…1ヶ月も…ですか」
近藤「あぁ。楼主は君に長い間大役を背負わせて来たことを悔いているらしい。1ヶ月の休暇、ここで充分に静養してほしいそうだ」
霧瀬「そんなに長い間…お世話になれません」
土方「まぁ身体も本調子じゃねぇみたいだし、いいんじゃねぇか?」
時折ふらついたりする霧瀬を気遣ってか土方も珍しく近藤の意見に同意した
この話を聞いていた周りの隊士達は霧瀬の滞在がのびたことにハイタッチまでしているようだ
霧瀬「…お世話に…なります」
そう小さな声で呟く霧瀬を近藤は大きく笑った
霧瀬がちらりと沖田を見ると
沖田は興味もなさそうに黙って昼食をかきこんでいた
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優奈(プロフ) - 累さん» コメントありがとうございます!全て読んで頂けただなんて感激です。これからもよろしくお願いします (2020年6月14日 21時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
累(プロフ) - 作品すべて読ませて頂きました。凄く引き込まれてしまいました。次回作も楽しみにしています。 (2020年6月14日 10時) (レス) id: 755be2d6bc (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - コメントありがとうございます!止まっていた手が動き出しました笑 (2020年3月7日 5時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 次の展開が楽しみ!!このお話大好きです! (2020年2月26日 2時) (レス) id: f18a62c7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優奈 | 作成日時:2019年8月21日 4時