七十三, ページ27
拭っても拭っても拭えない涙を流し、濡れた手紙を元に戻すと、古いノートを手に取った
それはAの日記だった
中にはびっしりと黒い文字が埋まっていた
沖田「もしかしてあいつがコソコソ書いてたのってこれか」
7月28日 火曜日
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何故か私に警護がついた。日輪姐さんの言うことだから特に気にしないでおこう。
・・・
7月30日 木曜日
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警護の栗色の髪の彼が私の悪口をとめてくれた。
いい人なのかもしれない。
・・・
8月3日 日曜日
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嘉六が私を探しているらしい。怖い。
彼らを信用して頼ってみてもいいんだろうか。
・・・
日記は、Aが真選組にきたあたりから途切れていた
沖田「なんだよ、、これ。なにが冷血の太夫でィ。
いろいろ思ってる事あるんじゃねぇか。
今更。遅せぇよ。
俺もずっと好きだった。A」
嗚咽の声だけが部屋に残った
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優奈(プロフ) - 累さん» コメントありがとうございます!全て読んで頂けただなんて感激です。これからもよろしくお願いします (2020年6月14日 21時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
累(プロフ) - 作品すべて読ませて頂きました。凄く引き込まれてしまいました。次回作も楽しみにしています。 (2020年6月14日 10時) (レス) id: 755be2d6bc (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - コメントありがとうございます!止まっていた手が動き出しました笑 (2020年3月7日 5時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 次の展開が楽しみ!!このお話大好きです! (2020年2月26日 2時) (レス) id: f18a62c7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優奈 | 作成日時:2019年8月21日 4時