二十八, ページ30
昼頃、仮眠をとった土方と沖田は霧瀬の部屋に行った
ノックをして霧瀬が顔を出した時、
一人の禿が泣きながら廊下を走っていくのが見えた
土方と沖田も振り返ってみると突き当たりで、
禿が月詠に抱きついていた
しばらくその様子をみていると、こちらに気づいた月詠が禿と歩いてくる
土方「なにかあったのか」
月詠「外に出たら男に刀を突きつけられ、霧瀬にこれを渡せ。と言われたらしい」
月詠がそう言って一切れの紙を差し出した
紙には
忘れるな。お前は一生俺に尽くし続ける
そう書かれていた
霧瀬はそれをまたいつもと変わらぬ表情で見続けていた
月詠「もう目の前まで危険はせまっているぞ、よく考えなんし」
月詠が霧瀬をみて言うと霧瀬はしばらく考え込んで
霧瀬「わかりました。....すべてお話します」
と、また澱んだ瞳を揺らしながら言った
そして
霧瀬「ごめんなさい、怖い思いをさせて...」
そう言って禿の頭を撫で、部屋から出た
土方と沖田は、自分たちの部屋まで歩く霧瀬を追いかけた
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優奈(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます!これからも頑張りますので引き続き読んでくださると嬉しいです! (2019年8月31日 23時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
あこや - わからない言葉とか意味もかいてくれててすごく読みやすいです!しかも面白い!応援してます! (2019年8月30日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張れます!! (2019年7月21日 0時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - すばらしい。コレからも気張りや〜、応援しとるで〜 (2019年7月20日 20時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - ありがとうございます!更新頑張りますので引き続き見ていただけると嬉しいです! (2019年7月20日 1時) (レス) id: 29f34bbc47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優奈 | 作成日時:2019年7月16日 2時