【銀魂】花魁は悲しさに

十四， ページ16

山崎「副長！副長起きてください！副長！」




山崎の声で痛む頭を抑え起き上がる




土方「ってぇ.......いま何時だ？」




山崎「もうお昼ですよ」


土方は時計を確認し少し驚いたあと、大きないびきが聞こえる方を見た


山崎「霧瀬さんはまだ部屋にいます。
俺はもう別の仕事に行きますから。」

山崎はそう言うと大きな音の元凶を起こしにいった




土方「総悟、起きろ」



沖田「........母ちゃん。今日は日よ.....zz」




土方「よーし。永遠に眠らしてやろうか」




土方が剣を抜き沖田に向けた瞬間、
身の危険を感じ取ったのか、沖田も剣を抜きそれを弾き返した




土方「....さすがだな。
もう昼だ、さっさと準備しろ」









コンコン





軽くノックの音が聞こえたかと思うと、小さな禿が1人部屋の隙間から覗いていた



山崎「ん？どうしたの？」


山崎が膝をおり、目線を合わせて声をかける



禿「あ、えと、霧瀬姐さん、もうすぐ出ます。
今日の夜はお客様から呼ばれてます」




禿は用件だけ伝えるとすぐさま扉を閉め逃げるように行ってしまった

十五，→←十三，

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す