毒舌なまふまふ（妹）がいよいよぶりっ子潰します+日常短編【歌い手】

第35話（であってる？） ページ3

Aside



「いってくる、兄貴」




ﾋﾟｺﾝ､ﾋﾟｺﾝと無情になるモニター。




兄貴の「何言ってんの！Aと一緒に登校したい！」っていうしつこさがなくて、どこか悲しい。




こんなんでさらにいじめとか…絶望的。





乱暴に病院の扉を開けると、目の前にははんぺんことそらるさん…←




そ「悲しそうな顔するな


俺だって悲しいけど、Aがそんなだとまふが悲しむだろ｣



とほっぺをつねられる。



1歳差なのに、そらるさんは大人だ。




「…うん。」



そ「…まふまふ、行ってくるわ」




そらるさんはそう呟いた。



一緒に登校することにした。








「おはようございm…」



やっぱり水をかけられる。



ｷｬﾊﾊっていううるさい笑い声が、いつもより痛い。



兄貴の力って、すごいなぁ。





私は無視して席につく。



今日、EveSouはいないのかな。






み「おぉはぁよぉー？Aちゃぁんぅ」




「は？


なんだよ殺人未遂犯が。私より学校に来る価値ねぇぞ。」



み「は？大口叩くんじゃねぇよ。

真冬くんの妹だからって調子乗るな」




「そうだそうだー！」っていうモブの声。


うるせぇんだよ、黙ってろよ所詮モブのくせによぉ…←





あ96「「おっはよおおおおおおおおお」」




相変わらずの発狂具合。



96ちゃんとふぁっきゅん登場。



後ろにいたのナルシポーズしてたのに無視されたクプたんである←





っていってもそこまでふざける余裕もなく、「おはよ」と悲しげに返してしまう。




あ「あ、おはようございますー、殺人未遂犯の、美薫ちゃん！」



96「やばいやつクラスメートじゃんwww」




み「は？るせーんだよっ」




そういい椅子を蹴り飛ばす美薫。



ぶりっ子とは←




み「チッ、覚えてろよ」




あ「そっちが、ね！！」




96「あと五日…ﾆﾔﾆﾔﾆﾔ」





演劇会まであと五日。



五日後に、あいつを潰し、この学校と別れる。






そらるさんや96ちゃんたちとも、「学校の友達」から「歌い手の友達」になる。







悲しくて嬉しい、演劇会まであと五日。

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