間 ページ44
ア「ユーラン、国…」
ド「そうだった…アイクさん達は此処にいちゃいけないんだよね」
すっかり忘れていた。
自分たちはユーラン国からポータルをくぐり、
異世界
“イルド”
にやって来たんだ。
全員が黙り込んでしまう。
あ「…せっかく、友達になれたのに…」
あちゃみさんは小さな声で呟いた。
し「せやな…でも、しゃーないことや。俺らはイルドの住人で、アイクさんらはユーラン国の国民やからな」
showさんはあちゃみさんを慰めるように返事をする。
また、沈黙。
その数分の沈黙を破ったのは…
ソ「わっ、私たちがユーラン国に行くっていうのはダメなの？」
ソーラさんだった。
ソーラさんたちがユーランに…？
つまり、イルドからユーランに移り住むということになる。
そして…イルドを、水の都を捨てることにもなる、、
わ「___いけん！！」
バ「わとさん…」
ソ「っ……どうして？わとさん」
わ「…それは…」
ソ「私たち…異世界人がユーラン国に行ってはいけないn…」
わ「違う！」
よ「…」
わ「やけん…違うんよ…。もしソーラさんたちが此処から出て行ってしまったら、守護者ネーディンさんと生き残りのアンルは置き去りやろ…？」
ソ「ならネーディンさんとアンルくんも一緒に…」
バ「…ネーディンさんは守護者。自然の森を離れるわけにはいかないでしょう。かといって、アンルくんだけ連れて行くのも…。」
ソ「…」
ク「…もし」
と「クミ…？」
ク「もし、さ。私たちがユーランに戻れたとして、そのままポータルは閉じずに残ってる…とかないかな」
よ「ポータルが閉じず…つまり、消滅せずに形として残るのではないかということっすか？」
ク「ん、まあそんな感じ。
アイクさん、覚えてる？出発した日のこと」
ア「えっ」
出発した日…朝早くから図書館に行ったあの時？
ク「図書館でポータルが生成されてから2日後に、私たちは此処に来た。…2日っていう間があったけど、ポータルは消えずに残ってたでしょ？」
ア「！なるほど、クミさんは“時間が経ってもポータルは消滅しない”と考えたんですね」
ク「うん。でも確証はないからね」
確かに今考えればそうだ。
ちゃんと残っててちゃんと移動できた…
なら…！
ド「此処とユーラン国を行き来できる…！！」
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areku6570289(プロフ) - 桜香さん» 気づくのが遅くなってしまいましたごめんなさい！更新が1ヶ月に1度という遅延型の小説を最後まで読んでくださったことに感謝です…！また機会があれば絡みましょ！！ (2019年4月24日 19時) (
レス) id: 5920de7b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - 完結…お疲れ様です！！楽しみだったのが無くなるのはちょっと寂しいです…また、アレクさんの小説が読めたらいいなって思います。最高でした！そして71位おめでとうございます！最近絡んでいませんが、これからもたくさん絡みたいです！(^^) (2019年4月22日 23時) (レス) id: c024244abe (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - areku6570289さん» 評価が5票、☆おめですｗこの作品に票入れるの忘れてて急いでいれました！これからもガンバです(≧▽≦) (2018年11月11日 23時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - な、なんという展開…これは続きが気になるやつですね…続き楽しみに待ってますね！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: ec0131c16f (このIDを非表示/違反報告)
りべんか(プロフ) - 設定がファンタジックでこれもいいですね！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d3381e075e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：areku6570289 | 作成日時：2018年5月19日 20時
