恐怖 ページ39
ア「ともさんは離れててください」
と「アイクさん…」
ア「ルーマ＝ユーラン以来魔力を持つ者は現れませんでした。が、それでもユーランの血筋です。
…少しの可能性に賭けてみますよ」
と「…ははっ。理由はめちゃくちゃに聞こえたけど、今はそれしかないもんね…わかった。俺は岩の陰に隠れとく。
でも…もしふたりが危険な状態になったら真っ先に飛び出すから。」
ド「頼みますよ？」
と「ちょっ、プレッシャーかけないでよドミちゃん！」
ド「ふふふw」
““この戦いが終わったら、あの日のようにまた…””
10人はそれを望んでいた。
–––––
ド「アイクさん、私は出来るだけの魔力を両手に集中させる」
ア「了解。…石が飛んできたらすぐ撃ち返すから安心してね」
ド「…さっすが。」
ア「どーも。」
長い会話をする暇などない。
ド「ちゃんと守ってよ！」
ア「お任せされた！」
数百メートル先に自分たちふたりがいることに気づいた魔物は、紫の眼を光らせながら石を飛ばしてくる。
降り注いでくるように飛んできた石に照準を合わせ、引き金を引いた。
ア「邪魔、は、させない！」
当たった石は次々と粉々に砕けていく。
隙を見て振り返り、ドミさんの様子を確認する。
目を閉じ魔力を集めている姿は、まるで物語に出てくる魔術師のようだ。
石が飛んでこなくなり、魔物も大人しくなった。
普通ならここで喜ぶのだが…
あれはどう見ても“力をためている”ようだ。
恐らくこのあと大きい攻撃が来ることは予想できていた。
ド「…アイクさん」
ア「準備はいい？」
ド「大丈夫。あとはこの魔力を魔物に向けて撃つだけ…そうすればあいつは封印されるはずだよ」
ア「…そっか…」
ド「私ならほんとに大丈夫だから。」
ア「うん…」
いけない…余計な心配をさせてしまったかもな…
何、弱気になってるんだろう。
今さら怖くなってきただなんて。
ドミさんは…
ド「いくよ…アイクさん！！」
強い人だ______
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areku6570289(プロフ) - 桜香さん» 気づくのが遅くなってしまいましたごめんなさい！更新が1ヶ月に1度という遅延型の小説を最後まで読んでくださったことに感謝です…！また機会があれば絡みましょ！！ (2019年4月24日 19時) (
レス) id: 5920de7b70 (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - 完結…お疲れ様です！！楽しみだったのが無くなるのはちょっと寂しいです…また、アレクさんの小説が読めたらいいなって思います。最高でした！そして71位おめでとうございます！最近絡んでいませんが、これからもたくさん絡みたいです！(^^) (2019年4月22日 23時) (レス) id: c024244abe (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - areku6570289さん» 評価が5票、☆おめですｗこの作品に票入れるの忘れてて急いでいれました！これからもガンバです(≧▽≦) (2018年11月11日 23時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
桜香(プロフ) - な、なんという展開…これは続きが気になるやつですね…続き楽しみに待ってますね！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: ec0131c16f (このIDを非表示/違反報告)
りべんか(プロフ) - 設定がファンタジックでこれもいいですね！更新頑張ってください！ (2018年10月20日 20時) (レス) id: d3381e075e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：areku6570289 | 作成日時：2018年5月19日 20時
