ﾔﾝｷｰくんとﾏｼﾞﾒちゃん？ (ページ19)

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神山side

あの夜からしばらくして

今日もサボって街を歩いてると

「あれ〜？この前のお兄ちゃんじゃん」

緑「は？」

後ろから男が話しかけてきて

顔をよく見るとこの前の肩がぶつかった男と

見るからに悪そうなガラの悪い連中

緑「なんのようや？」

「この前は可愛がってくれてどうもありがとっ！緑「うっ、、！」」

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あなたside

今日は何故か嫌な予感がすごくて

何もやる気が起きず教室でひたすら

ぼーっとしていた。

「おいっ！小瀧！神山がなんか変な連中に
絡まれてたけど大丈夫か？」

桃「は？！どこや！どんなやつや？」

クラスメイトのやつが駆け込んできて

すっかりクラスは騒然

『こういう時は騒ぐよなぁ、、(小声)』

赤「うるせぇぇ！！！！」

橙「しげ？」

赤「あいつは自業自得やろ、」

青「は？お前何言うてんねん」

赤「そんな心配なんやったらお前らはよ行けやうだうだしてる間に神山倒れるんちゃう？ま、俺的には好都合やけど？笑」

中間「おい、重岡っ！」

赤「お前らも行きたいんやったら行けや」

橙「は？お前なんやねん」

赤「俺、屋上で転校生と2人が喋ってんの聞いたんやぞ！！お前らも結局のんびり仲良しこよしでやりたいんやろ？やったら行けや！」

黄「もうええ。いくぞ照史！」

教室にいた奴らは全員飛び出していった。

赤「お前は行かんの？」

『そのままそっくり返す』

赤「お前が1番神山を連れ戻そうとしてたのにもう気が済んだんか？」

『別にー、、証拠も全部掴んだし？
それになにより私が行くよりお互い信頼し合ってるあいつらが行った方がええやろ』

赤「ふーん、結局お前も見捨てるんやな笑」

『じゃあさ、、、

自分から助けようともしないでこうやって自分から仲間切り捨てるあんたは何なの？』

赤「、は？何が言いたいん」

『てっぺんてさ、、争う前に
もっと大事なものしっておかなきゃいけないんじゃない？仲間を思いやる気持ちとか、、それさえも捨てるあんたには向いてないよ』

赤「ﾁｯ、、」

重岡が走っていって席に着いてぼーっとしてると文ちゃんがきた

浜中「龍太に聞いたで、、あの頃に戻るんやろ？」

『戻るんじゃない、、再出発！』