可哀想な子IV

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『あーもう！！
ソアオンニはミンジュンオンニおんぶして
ソヒョンオンニとエリカねぇ連れてって』

「え、あ。うん！」

指示をすれば答えてくれるオンニに感謝して引っ張っても立たないユソンさんに立ってと言えば腰が抜けて無理と言われる
ふざけんなよ、ユソンさんそこそこ身長あるのにと思いつつここに置いてく訳にも行かず

『ユジンさん手伝って下さい』

「ぐすっ。うん、」

何とか動けそうなユジンさんの肩にユソンさんの腕を回して腰を私が持ちもう片方の手にモモカねぇやルカねぇの手を繋がせて全員回収していると漸く卒業の意味が飲み込めて私の目からも一粒だけ涙が出た

でも、これ以上は流してやらない。

卒業

それが本当に出来たら流すんだよ。

ね、ママ。



aa@_
IZ*ONEの後でも引けを取らない歌唱力とダンス力を披露する成長記録に脱帽する

bb@_
ミズキがセンター！！！

cc@_
あのミズキちゃんがこんなにも成長して…涙出るよ

dd@_
指ハートやウィンクをするとペンが喜ぶと学んだミズキちゃん、初っ端から攻撃力すごい

ee@_
ラップのシーンで2人ともフード被るのツボ
てか、息の合い方ホント好き

ff@_
アーティスト席の湧き方がもうペンなのよ

gg@_
ミズキがペンサするたびカメラで抜かれるたび大興奮の過激派

hh@_
歌詞変わったりダンスブレイク追加したり本当に時間が経ったね

ii@_
スカートの長さが安定であり下にはジャージのショートパンツ履いてるガチ学生スタイルのラップライン


ステージから何とかはけると監督がいて呆れたように笑う

「その顔じゃ、この後のバックダンサーにはつけないわね。
ソア、ミズキあんた達は予定通りステージにでなさい。

他はもう楽屋に」

ﾓﾓｶ「え、でっでも、そしたら空きが」

「バックダンサーは常に補欠を用意しています。
貴女達が抜けて困ることなどありません。
分かったら速く移動しなさい」

驚きすぎて涙を出すタイミングを失っているソアオンニと目を合わせて立ち上がると腕を掴まれる

ﾕｿﾝ「…ありがとう」

『いいえ、あの場で放置したら私の評価が下がるので』

ﾕｿﾝ「ったく、素直に感謝くらい受け取りなさいよ！ぶす！」

『はいはい、ユソンオンニ』

ﾕｿﾝ「えっ、」

『じゃ、私この後あるんで。』

放心してるユソンさんの手をやんわり離してオンニのそばに行くと所謂恋人繋ぎをされる

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