異質な存在【BTS】 (ページ36)

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練習ページ36

＊HS

全体練習から個人練習に切り替わる
ミズキを見ると前までと同じようにユンギヒョンとジニヒョンに

僕はナムジュナ担当で教えてるとナムがミズキについて聞いて来た

RM「お前から見て今のミズキってどう見えるんだ？」

HS「えっと、ダンスだよね？」

RM「うん」

んー、なんて答えればいいんだろ
正直上手いだけならもう分かってるだろうし

あ、

HS「極めてる感じ？」

RM「極めてる…」

HS「そう、ミズキは元々ダンス上手かったんだけどこっちに来てからダンススタイルを大幅に変えたんだよね
前までは何だろ可愛さと決められた範囲でどれだけ魅力を出せるかって感じだったんだけど
今は美しさとどれだけ周りと合わせつつ自分の個性を出せるかみたいな？
んで今はそれに辿り着いて極めてる途中的な？」

分かる？と首を傾げてナムジュナを見ると微妙～な顔をしながら頷いた

RM「まぁ、何となくは掴めた
でもそれって相当な努力がいるよな」

HS「それはもう…ね、自分のスタイル崩して新しいのに変えるって意識は勿論体への負担も半端じゃないから」

正直僕はしたくない
だって今まで僕を作って来たものを壊すなんて…怖くて出来ない
完成するかも分からないダンススタイルに賭けるくらいならそのままのダンススタイルで無理矢理周りに合わせる努力をした方がいい

けど何となくミズキはジミナのダンススタイルに寄せた気がする

いや、逆かな
ミズキがまず作ってその後その才能を潰そうとしていたジミナに助言的な事をしてカル群舞にしても違和感がないようにした…って感じなのかな

僕はその場にいないから知らないけど
ある日からジミナのダンスは自分の個性を生かしたダンスに変わってそれが良い方向に向いた

今も苦戦しつつだけどそのスタイルを確立しようと頑張ってる
でも自分のモノにするにはまだ時間はかかりそう

まぁそれもそのうち知らない間に完成してるモノだから気にしないのが1番なんだけど

って、他の人の観察してる暇なかった

HS「ナムジュナもう休憩終了！
あと30分後に全体練習再開なんだから早くスピードになれて！」

RM「うっ、分かってるって」

僕もレベルアップしたいし

後でミズキに1人でどうやって練習したのか聞いてみよっかな～

練習終わり
聞いてみたけど
死んだ目で中々な練習法を言われ
最近練習してた軽食のお菓子をあげていつも通りの練習をした

僕は、いつも通りをコツコツして伸ばしていきたいなぁ(遠い目