異質な存在【BTS】 (ページ23)

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守りますページ23

SG「ごめんな、迷惑かけて」

貴『何のことです？メンバーの、

オッパのお手伝い出来るなんて光栄ですよ』

SG「…俺は、お前の芸能人生終わらせて…更には余計な重荷になるんだ…申し訳なさ過ぎるだろ」

…

＊SG

PDとの話の後ミズキに謝るのと思ってた事を言うとピタリと足が止まった

そのまま先を歩いてたミズキは振り返り光の加減で深い青の目がしっかりと俺を見据える

お互い目を離さず見つめあってると形のいいミズキの口が動いた

貴『私は、誰かに自分の人生を終わらされたつもりはありません。最後は私の判断で終わらせました。

ユンギさん…貴方は私が多少のハンデを負って挫けるような女に見えますか？』

ッ

そうだ、コイツは国は違えど激戦区のアイドル業界で生き抜いて頂点に立った女

正直女だからって何処か舐めてた
でも、この目を見ればそんな気も失せる

SG「ハハッ、悪い悪い…見えねぇよ全然
…そんな心強い妹に頼むわ…

俺を…ッ助けてくれ」

今までジニヒョンを省いて1番年上で人に頼るって事をしてこなかった
正直まだ人が怖いし
信用できる人間にしか頼ってこなかった

そんな俺が、お前になら頼りたいって
助けて欲しいって思ったから俺は俺の判断に託す事にした

止めてた言葉はスラスラ言えてしまい
改めてミズキを見ると

いつも何処か人間離れした澄ました顔をしているミズキがふっと笑って俺の頬に手を当てた

貴『当たり前でしょう…
私が守ってみせます、秘密も何もかも

だから、諦めずに頑張っていきましょう』

SG「っ、あぁ」

その後すぐに頬に当てられてた手は離れた
けど、無駄にいい匂いがする手入れされた指を俺はずっと忘れられずにいる

JM「ミズキなんでユンギヒョンの荷物持ってるの？」

貴『え？何知らないの？ユンギオッパの荷物持つと内緒でお菓子くれるキャンペーン今してるんだよ』

TH「え、マジ？！ミズキ貸して僕が持つ！！」

貴『おーおー、丁寧に扱いなよね～』

TH「まっかせて！」

…

SG「なぁ、俺お菓子なんて持って貴『はいどうぞ、お菓子の提供は任せて下さい』お前なぁ」

肩の負担減らす為に俺は常にお菓子を常備してる人になった

まぁ、これで気づかれずに勝手に皆んなが運んでくれて肩の治りは少し早くなったからいいんだけど

JN「ユンギヤ荷物貸して！」

SG「え、」

JN「んでお菓子頂戴！今減量中なんだよね！」

減量中なら食べないほうが…まぁいいか((