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1話 ページ1
ここはどこだろう。
分かるのはここがかもめ学園旧校舎の屋上ということと
私が怪異であることだけ
・
・
あれからしばらく経ったのかもう日が落ちかけていた。
考えてもダメみたいね
私は屋上の端に腰掛け部活をやっている人間を見ていた。
楽しそうに笑っている人間達ばかり
笑顔ばかりで眩しいなぁ、
なんて呆けていると面白いものを見つけた。
おれは、人間と怪異…？
記憶がなくてもわかる。
あの状態は異質で奇妙だと言うことが
だが先程まで酷くつまらなかった私の世界が一瞬明るくなった。
私は桃色と金色の髪の毛の持ち主たちを楽しそうに眺める
「面白いね、あの子たち」
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作者名：シロツメクサ | 作成日時：2022年3月3日 22時
