もう1人の吉田松陽の弟子 Part２ (ページ10)

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松「おやおや、こんな所で何をしているのですか？」

『松陽！』

松陽の名前を心の中で言った途端来てくれた。

こういうのをフラグと言うのか。←

そのあと松陽は士族どもをげんこつしてくれた。

...埋まらない程度に。

そしてこちらを向き、私を見た途端驚いた顔をした。

松「A、そんなに怖かったですか？」

銀「こんくらいで泣くとか情けねェな」

桂「そういうことを言うな！

もっと泣いてしまうだろう！」

いや泣かないけど。

高「士族が怖ェなら役人の前になんて来ねェだろ」

当たり前じゃないですか。

あ、でもあの時は銀時は確実にいたし、

桂と高杉はいるだろうなあって思ってたから

意外と怖くなかったんだよね。

松「そうやってAをいじめるのはやめなさい」

銀「俺はいじめてねェよ。

いじめてたのは桂と高杉だろ」

高桂「「いや、お前だけだろ！！」」

『((ﾎﾞｿｯ確かに銀時の一言は傷ついた』

松「だ、そうですよ？銀時」

銀時に爽やかな笑顔を向ける松陽。

そして、その笑顔を見て後ずさりする銀時。

念の為、今のうちに合掌しといてあげる。

実はと言うと特に傷ついてはないが、

銀時だけ褒めてくれたことがないのは

傷ついたため言っやったぜ✧

あ、銀時埋められた。

だけど、こんな日常が続くといいなあ。

桂「A、怖くなったらしっかり叫ぶんだぞ」

高「流石にそれくらいは言われてるだろ」

松「そんな経験しないように、

あなた達がAをちゃんと守ってあげてくださいね」

その松陽の言葉に頷く桂と高杉。

もう2人も家族なのだ。

松陽に銀時に桂に高杉と私なんて多い気もするが。

とっても暖かい、私の家族だ。