もう1人の吉田松陽の弟子 Part２ (ページ8)

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松「桜を見に行きましょう」

松陽のその言葉に乗っかり、桜を見に出かけた。

...急すぎない？

松「やはりこの川の近くの桜は綺麗ですね」

『人多い...』

たしかに松陽の言う通り桜は綺麗だ。

手に持ってる水が入ったプラスチックのコップの中に

落ちてきてる桜の花びら1枚入んないかなあ

と思いながら上に持ったりもしている。

だが、人が多いと話は別だ。酔う。

銀「松陽、腹減った」

松「では、

出ている屋台の中で好きな物を買って来てください」

そう言った松陽から私達はお小遣いを貰い、

屋台に向かって行った。何食べようかなあ。

少し道を歩いていれば色んな屋台がある。

たこ焼きや、じゃがバター、綿菓子etc...。

『あ、焼きそば...』

白米がないなら焼きそばを食べるか。

あ、でも他の屋台には焼きそばパンが...。

よし！決めたぞ！

「毎度あり！」

『焼きそばも焼きそばパンもおいしい...』

結局どっちも買った。

選べなかったんだから仕方がない。

さて、松陽の所へ戻りますか。

高「お前も焼きそば買ったのか？」

『あ、高杉...』

歩きながら食べていれば高杉にあった。

お前もってことは高杉も焼きそばにしたのか。

仲間だ。

高「先生のところへ戻るぞ」

『はーい』

そう言って高杉について行って見れば...

「よォ、高杉」

役人などの士族の子供たちがいた。