____ ページ10
.
水越「はい、れーん!」
水越が中尾にダッ〇ィーのカチューシャを付ける。
『ねぇ隼人』
一方Aは甲斐を見上げニヤニヤしていた。
甲斐「……ん?」
『交換する?笑』
甲斐「はぁ?」
と、自分が付けるはずだったシェリー〇イのカチューシャを甲斐に付け、自分はダッ〇ィーのカチューシャを付けた。
甲斐「っ、は?!なんでだよ!」
『いいじゃん!……嫌なら一瞬!』
ほらこっち向いて?って少し背の高い甲斐の肩をグイッと自分の方へと引き寄せ、頬と頬がくっついた2人。
『せーのっ!』
パシャリと音を立ててAのスマホが鳴り、Aのスマホには2人の笑顔の写真が映し出される。
甲斐「……やっぱ無理だ」
そう言って離れた甲斐にAはキョトンとする。
『……何が?』
甲斐「お前可愛すぎんだよまじふざけんな」
『え、なんで怒ってんの?!』
甲斐「俺幸せすぎかよ…」
『……はい?』
甲斐「いやまじでこんな可愛い天使みたいな彼女独り占めできてるとかもう幸せすぎて死にそう(早口)」
そう顔を覆った甲斐にAは顔が赤くなる。
『な、何言ってんの……私だって隼人が彼氏でこんなに幸せなことないなって毎日思ってるし今日だっていつも通りカッコイイのに夢の国っていうフィルターかかってるからいつもの100倍以上かっこよく見えるし……さっきから心臓やばいんですけど?!』
そう喧嘩腰に怒鳴った彼女にまた甲斐は悶える。
中尾「……俺ら空気だよな?(何気シェリー〇イのカチューシャ似合ってるとか言ったら殺されんだろうな)」
水越「なんか、幸せそうだね」
中尾「バカップルだなあれは」
水越「……4人で写真撮ったら別行動しよっか」
中尾「まぁそうなることは薄々勘づいてたよ」
水越「だよね……」
普段ラブラブだ、とか、バカップルとも言われる中尾達も引くくらいの沖甲斐のカップルであった。
中尾「まっ、俺も涼音と2人が良かったからラッキーなんだけど!」
水越「そんなこと言ったら、私だって!」
『涼音!早く4人で写真撮ろ!(早く2人で遊びたい)』
甲斐「さっさと撮るぞ」
(__________ダブルデートの編、終わり)
.
これがダブルデートと言えるのだろうか……
.
728人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「GENERATIONS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉歌(プロフ) - 無音さんの作品とのコラボ最高でした!無音さんとラベンさんの小説どちらも大好きで、コラボって分かった瞬間テンション上がりました笑 (2019年3月19日 21時) (レス) id: cb9a87189e (このIDを非表示/違反報告)
ぺんちゃん(プロフ) - 好きです (2019年3月19日 13時) (レス) id: b91641893d (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さん早速見させてもらいました最高です (2019年2月23日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月22日 22時