検索窓
今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:612,267 hit

____ ページ45

.








堀部“私も、私もそう。見て見ぬふりしたあの時を、そうすごくすごく悔やんでる。でも景山さんの時と今回は違う!……だから、もっと、もっともっとちゃんと、考えよう?”




静まり返る教室にAはホッと安心したような表情でスマホをブレザーに入れた。




宇佐美“……だったらもう一回整理しよう?”




再び語り合い始めた彼らに、いつの間にか流れていた涙が頬を滑り落ちていた。




柊「っ、届いてたんだなぁ…1人1人が、目の前にある問題と、どう向き合うべきか。

想像力を働かせて、色んな可能性をかんがみる。自分だったらどうするか。相手が自分だったらどうするか、それぞれ思いをぶつけ合う。」





“いつか伝わるように”

それが、俺が死んだ後だとばかり思っていた。

なのにこんな早く伝わった。




柊「俺の伝えたかったことが、ちゃんと、届いてるんだよなぁ」




もう拭えないくらいにボロボロ溢れる涙が嬉しかった。




茅野「……このタオル、先生の思いが伝わったから、使えるようになりました」




後ろから差し出されたのは初日に茅野が語った時のタオルだった。




柊「ありがとう…」




受け取って涙を拭ったその時だった。

準備室に警報が鳴り響き、1つのモニターが映し出された。









.

____→←____



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (325 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1457人がお気に入り
設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

赤くん(プロフ) - いくらこの状況だからっていっても、まじで兵頭くんが余計なこと言い過ぎてて…笑 (2019年3月2日 23時) (レス) id: b9d43c7122 (このIDを非表示/違反報告)
もも - ラベンさんが書く3Aが1番好きです!3年後の甲斐くんと主人公ちゃんには可愛い子供が居てくれたら嬉しいですこれからも応援してます! (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d52b8fc88 (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - 涼太君大好きです!毎日読んでます!番外編で、甲斐がイツメンに恋バナを聞かれてる話が読んで見たいです(*'▽'*) (2019年2月22日 16時) (レス) id: 6413ac4450 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年2月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
麗禾(プロフ) - 4幕おめでとうございます! (2019年2月21日 23時) (レス) id: a8354b0d90 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。