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____3月8日 ページ22

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( 柊 side )




“ この瞬間をもって、俺の授業は完結する。 ”




そう言って屋上から地面へと頭から飛び降りたのは紛れもなく自分だった。


はっ、と目が覚めた時まだ外は暗く朝になりつつある夜だった。


モニターを見るとAが甲斐に腕枕をされて寝ている。

それを見るだけで、良かったと思える自分は、なんだかAの父親のような気分だった。

また目を閉じて、昨日の夜のことを思い出す。

武智先生が連れて行かれた3時間後の11時に、Aは準備室へ来た。


しかも、泣きそうな顔で。




『ねぇ、なんで連絡くれなかったの?』




あぁやっぱりな。って思った。




柊「何がだ」

『今日で終わりじゃないの?』

柊「……終わりじゃない。」

『騙したってこと?』




なんで?って言う彼女に、さっき武智先生に向けていた銃を、今度はAへと向けた。




『っ、なんっで…?』

柊「お前はもういい。何も知らなくていいんだ」




怯えた目をするAに言い放つ。




柊「もう戻れ」

『……もう、私は用済み、ってこと?』

柊「……あぁ、そういうことだな」

『なんで?私は先生のっ』

柊「うるさい!!!!!!!!」




息を呑んだAにもう一度言う。




柊「戻れ。」




トリガーを引いて撃つ準備を完成させればAはぐっと何かを耐えた表情で一歩、また一歩後ろへと後ずさる。

そして準備室を出る前に俺と目を合わせて、言った。




『先生っ、これだけは忘れないで』




いつになく真剣で、真っ直ぐで、真っ直ぐすぎて思わず目を逸らしたくなってしまうような目をしていた。




『あなたが私のヒーローになったように、私もいつかあなたを助けられる人になりたい。私は、あなたを救いたいの!!!』





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設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
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赤くん(プロフ) - いくらこの状況だからっていっても、まじで兵頭くんが余計なこと言い過ぎてて…笑 (2019年3月2日 23時) (レス) id: b9d43c7122 (このIDを非表示/違反報告)
もも - ラベンさんが書く3Aが1番好きです!3年後の甲斐くんと主人公ちゃんには可愛い子供が居てくれたら嬉しいですこれからも応援してます! (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5d52b8fc88 (このIDを非表示/違反報告)
千紘 - 涼太君大好きです!毎日読んでます!番外編で、甲斐がイツメンに恋バナを聞かれてる話が読んで見たいです(*'▽'*) (2019年2月22日 16時) (レス) id: 6413ac4450 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - このドラマ大好きなのであと大好きな涼太君が出てるので最高です甲斐隼人君大好き (2019年2月22日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
麗禾(プロフ) - 4幕おめでとうございます! (2019年2月21日 23時) (レス) id: a8354b0d90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月21日 23時

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