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( 柊 side )






『大丈夫?』




痛みに必死に耐えていれば、そんな声が聞こえた。

来るの早いな。と思いつつ額に滲んだ脂汗を拭う。




柊「いつもの、ことだ」

『……あっそ、で?なんの用?』

柊「とりあえず部屋に戻れ。話はそれからだ」




頭上にハテナを浮かべながら自分の部屋に戻ったAを見送って女子トイレへのマイクをオンにする。




柊「はいざんねーーん!!!結城、今すぐにスマホを持って準備室に来い」



モニターの中の結城が顔を上げてカメラを探し始める。

それを見て、俺はそっと、眼鏡を遠ざけた。




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そして、数分後。

笑顔で出て行った結城を見送り、Aが出て来るのを待つ。




『……で、どうするの?』

柊「そこにお前のスマホがある」

『ほう…』




みんなのスマホが入った袋を指刺せば何かを察したように頷いた。




『……あー、なるほどね』

柊「何も言わなくてもわかるのは流石だな」




ハイハイって何度も言って漁る彼女に、本題を突きつけた。




柊「それから、ここを出た時の話だが」








───────────全部忘れろ。

そう言えばAの手が止まった。







柊「お前は俺になんの協力もしてない。そう言え。五十嵐警部にもそう伝えてある。」

『……は?』




Aの手が震え出して、こっちを向いた。




柊「だからお前は───────」




思わず言い淀んでしまったのは、Aの目が、諏訪の時以上に冷たかったから。




『ねぇあんたなんか勘違いしてない?』

柊「……は?」




この時の俺はキョトン、を通り越したすっとぼけたような表情だったと思う。




『自分1人で今回の計画全て被るだなんて、そんな馬鹿なことさせないからね』

柊「お前はまだ未成年だ」

『未成年だろうがなんだろうか私も一緒に』





捕まる。そう言いかけた彼女に、俺は言う。




柊「じゃあ甲斐はどうなる」

『っ、』




甲斐を思い出しているのか言葉が止まった彼女に、もう一度言う。

これだけは、どうしても、これだけは。




柊「……もう、お前はこの件から手を引け」






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設定タグ:3年A組 , 甲斐隼人 , GENERATIONS   
作品ジャンル:タレント
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?? ラベン(プロフ) - 世恋さん» ほんとだ!!!ありがとうございます!笑 (2019年2月22日 13時) (レス) id: eb4c247be4 (このIDを非表示/違反報告)
世恋(プロフ) - 遠くが見えないのは近視じゃないですか?違ったらすみません!更新頑張ってください! (2019年2月22日 12時) (レス) id: 2be61dc08d (このIDを非表示/違反報告)
海理 - お誕生日おめでとうございます (2019年2月20日 14時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
TWICE - お誕生日おめでとうございます!これから頑張ってください! (2019年2月19日 22時) (レス) id: 08f374a58a (このIDを非表示/違反報告)
れあてぃん。(プロフ) - お誕生日おめでとうございます!!うちのお兄ちゃんと同じ誕生日だったなんて笑 (2019年2月19日 19時) (レス) id: 2e97a00b85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2019年2月11日 20時

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