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なんだかいつもより声が甘い彼にかなり戸惑ってしまう。そんな彼に少しでも反撃がしたくなって、月を見上げて彼に少しだけ寄りかかった。
「ね、ありちゃん。」
「どうしましたぁ？」
「…月が綺麗ですね。」
そう私が言った後、彼はなにも言うこともなく、そこには沈黙が訪れた。少しだけ気になって彼の方をチラリと見やると、彼は優しい笑みをこぼして私の腰を引き寄せた。
「月はずっと前から綺麗ですよ。もちろん今も。」
そんなことをさらっと言われてしまって、私はなにも言えずにただ顔が赤くなっていくのを感じていた。彼はそんな私の様子を見てさらに楽しそうな笑いをこぼしていたけれど。
「…もう、なんか今日やだ。ありちゃん。」
「wwなぁんで？ww」
「なんでも。」
「wwそっかぁ〜〜いやか〜〜ww」
彼の腕にぐりぐりと顔を押し付けて、赤くなっている顔を見られないようにする。そんな私のことを未だ楽しそうに見ている彼はぽんぽんと優しく頭を撫でていた。
…可愛いと言ってもらえて緩みきっている私の顔が、彼に見られていないことを心から祈った。
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瑠衣(プロフ) - a/r/s/kさんのお話少なめなので本当に嬉しいです♡更新の通知きたら楽しみすぎてすぐ見にきちゃいます🥰 (2022年10月3日 22時) (
レス) @page13 id: cbbafd5869 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - ほんとにありがとうございます好きですもはや生きがいですほんとに𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______ (2022年10月3日 21時) (レス) @page14 id: 12c37bf99f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる
x他1人 | 作成日時：2022年10月1日 23時
