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友人を助けるため、か……。
レ「勿論、お前も助ける。」
『私？』
レ「4人でここを出るんだ。エマは運動神経がいい。ノーマンは頭が良いから間違いなく戦力になる。」
一旦そこまで言うと
こちらの様子を伺った
聞いているのを確認するとさらに続ける
レ「A、お前は外の世界は知らなくても俺達に比べたら外について幾らか情報は多いだろ？」
『……記憶があればね。』
白々しく返すと彼は何かを察したように
ニヤリと笑い
「勿論報酬は出す。このままだとAにメリットが無いからな。」
と付け加えた
「本当は記憶残ってんだろ？」
『そんな事ないってば笑』
「じゃあなんで逃げたいと思わないんだ？何かしらの理由が無いなら、ここの話を俺から聞いた時点でここから脱獄しようと思うはずだろ？このままだと殺されるんだぞ？」
確かに彼の言う通りだ。
私は記憶があるから今に満足していて
記憶があるからママにも話にも動揺しなかった
レ「……図星か。」
『はぁーっ、仕方ないよなぁ。そうだよ。ちょっとだけなら残ってる。話してもいいけどさっきレイくんが言った通り私にメリットがないからさ。』
「まぁ、俺に出来ることは限られてるけどなんでも叶えてやるよ。」
『……今は特にないから思いついたときで良いかな？』
「ん、分かった。じゃあ話してもらってもいいか？お前が見たもの、知っている事、考えたこと。俺とAだけの秘密だ。ここの事に関してはまだエマにもノーマンにも話してねぇ。絶対に漏らすなよ。ここだけの話だ。分かったか？」
『そっちこそ。ママの辺りにでもバレてごらん、私は直ぐに出荷だ。他言無用だよ？』
お互い顔を見合わせると
二っと歯を見せて笑った
レイ、A
年齢 8歳
ノーマンやエマが農園のことについて知るのは
またちょっと先の話
2人だけの秘密の作戦会議は
今後も続く──。
Fin?
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メルクリオ(プロフ) - ドラゴンさん» ドラゴンさん！いつもありがとうございます！カタツムリではありますが楽しみに待っててください(*^^*) (2019年3月25日 13時) (
レス) id: 4432afe67f (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - 花嫁絶対読みますね！！ (2019年3月25日 9時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
メルクリオ(プロフ) - ドラゴンさん» ありがとうございます！期待に答えられるように頑張ります！ (2019年3月17日 18時) (レス) id: 4432afe67f (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - すごく面白い！更新頑張ってください (2019年3月17日 18時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メルクリオ | 作成日時：2019年3月17日 1時
