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望「……こんばんは、、ぉお、」
大丈夫か、って流星の背中に触れると、
丸まったその体にぐっと力が入る。
流星「……っ、ふ、、ぅっ、」
望「……うんうん、大丈夫大丈夫」
びくっと背中が跳ねたと思ったら、
パシャパシャと水音がして
水分ばっかりの胃の中身が戻ってきた。
望「苦しいなあ、頑張れ、」
流星「……っ、」
大丈夫やでって声を掛けると、
俺と目を合わせた流星はすぐに
目線を逸らしてまた俯く。
流星「……っ、うぇ、っ、、」
今日の昼間も戻したって言うてたのにな、
最近の流星は、前とだいぶ変わってもうた。
笑わへんし、喋らへんし、
ほんまに、生気を抜き取られたみたいに。
望「……ん、落ち着いた？」
ナースコールで看護師さんを呼んで、
ガーグルベースを回収してもらう。
その間も流星は、一点を見つめて
ぼーっとしとった。
望「……流星、今日はしんどい日？」
流星「……」
望「……ん、ええよ、喋りたくなかったら。
俺流星に会いたかっただけやから、
ちょっとだけここにおらせて、？」
俺の質問にはなんも答えてくれへんのに、
流星はなんでか凄く寂しそうな顔をする。
じわりと目に涙を貯めて、
それを隠すみたいに深呼吸をして。
望「今日�陲舛磴鵑睛茲燭�ってたんやで〜」
流星「……」
望「でもなあ、俺が立候補した」
何も答えてくれへんのは慣れとるから、
とりあえずひとりで喋る。
もう、ひとりお喋りにもだいぶ慣れてもうて
ラジオが出来そうやな、なんて思って。
流星「……、ぞむ、は、」
望「……え、」
流星「……なんで、来るん、」
……確かに、そう言った。
久々に聞く流星の声に驚いて、
少しだけ俺も固まってまう。
流星「……もう、ぉれに、関わらんで、」
望「……なんで、」
流星「……っ、おねがい、」
きゅっと口を結んでそう言った流星は
俺の方も見らんで目は逸らしたまんま。
望「……もう、ここに来んでほしいん？」
流星「……ぅん、」
そんな流星をじっと見つめると、
俺の質問にゆっくりと頷く。
望「……俺のことが、嫌いなん？」
流星「……、っ、、うん、」
望「……やったらなんで泣くん」
流星「……っ、」
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夏空(プロフ) - めめさん» ほんとですか〜〜！ありがとうございます( ;︎︎ ; )感想とっても嬉しいです！！クリスマスまでには完結させたいなあと考えていますので、ぜひたのしみにして頂けたら嬉しいです。ぜひTwitterにも遊びに来てくださいな！ (2021年12月18日 18時) (
レス) @page40 id: 863383abbd (このIDを非表示/違反報告)
めめ - エンディングの時からすごい好きで長編にしてくれてすごい嬉しかったです。毎回更新の日が嬉しくて待ちどうしいです二人がどうして出会ったのかが知れておもしろいです後悔がとても感動しました。これからも頑張ってください (2021年12月5日 20時) (レス) id: 3e215b69c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏空
| 作成日時：2021年8月18日 21時
