第7話 ページ7
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「お待たせしました。スペシャルパンケーキになります」
「うわ〜！！」
目の前に運ばれてきた美味しそうなパンケーキに、とてもテンションが上がる。
ふわふわしてそうで、綺麗な小麦色で…とにかく見ただけで美味しい！！
ダイエット中なのに目の前にこんなもの出されたら食べずにはいられない。
「嬉しそうだな、A」
隣を見ると、分かりにくいけれど柔らかく笑った轟くんが思っていたより近くにいて、小さく驚いた。
我に返り、慌てて離れる。
「ちょっ、近い！！」
「そうか？わりぃ」
わりぃ、なんて言いながらも離れようとしない轟くんの天然ぶりに心が挫けそうになる。
イケメンの微笑みは心臓に悪いが、いちいち距離が近いのも心臓に悪い。
「あ、あのー…」
向かいの席に座った緑谷くんが、少し気まずそうに声をかけてきた。
あの後、轟くんがみんなに私を紹介したいと言い出したので、それならゆっくり話せるところがいいと近くの喫茶店へ来たのだ。
断ることもできず、パンケーキにつられてやって来てしまったけど、なんだか今更恥ずかしくなってきた。
「ふたりは…付き合ってる、のかな？」
麗日さん、と先程自己紹介をしてくれた可愛らしい女の子が尋ねてくる。
轟くんのことを好きだったらどうしようなんて思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。
「い、いえ！断じて違います！！」
「え…じゃあ、どういうご関係で…？」
「い、いやぁ、それは……ねぇ？」
先程の轟くんの質問と同じ事を聞かれて、なんと答えればいいのかわからなくなる。
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なっつ(プロフ) - めっちゃハマりました〜！何回も読み直してます！続き待ってますね★ (2019年7月12日 8時) (
レス) id: 891cb8f982 (このIDを非表示/違反報告)
ヨシ - 轟君がピュアで可愛すぎる…！いいですね、ピュアろき君！更新楽しみにしてます！ (2019年7月3日 22時) (レス) id: 59138960e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨夜なつ | 作成日時：2019年5月24日 20時
