【あんスタ】うちの執事はいつも無表情【男主】【氷鷹北斗】

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ｶﾞﾁｬ







……………ただいま。






手洗いうがいを済ませてリビングルームに行くと、もう氷鷹夫妻と北斗様が座っていた




「ここに座って」




『はい』




そう言って、言われた通りに座る





「……………さあ、さっきの続きだ。君は、何に対して謝っている？」





それは勿論。






『まず、北斗様を危険な目に合わせてしまったことです。』





「……他には？」





『怪我して、その分の医療費を払わせてしまったこと。』




「他には。」






『氷鷹夫妻に様々なご迷惑をおかけしてしまったことです。』






「………つまりAくんは俺たちに迷惑をかけてしまったことに対して謝っているのかな？」






『はい。』







「…………本当にそれだけか？」







『…………はい。』






「………そうか。」





そう言うと氷鷹様は突然立ち上がった







何かと思って顔をあげると、








その直後。









.









.









ﾊﾟｱｱﾝ









.









乾いた音と共に、俺の右頬に衝撃が走った。








『…………！？』








何が起こったのか直ぐに把握できず、叩かれたまま硬直していると






「僕たちはな、」







と言いながら顔をグイッとこちらに向かせた






声が、めっちゃ怒ってる…………






俺は氷鷹様の顔を直視することができず、下を向いていた









すると、さっきとは打って変わって優しげに氷鷹様は言った









「…………俺たちはな、Aが無茶したことに対して怒っているんだ」









………………ああ、そういうこと。





氷鷹様は俺が無茶して北斗様を守ったと思っているのか。







……無茶なんてするかよ。


戦えねぇほど強い相手なら戦わずに北斗様連れて逃げるよ。









…………じゃあ、なんで怪我なんかしたのかって？









.









……………俺にも分かんねぇよ。









〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

誠矢さんが叩くなんていうことをさせてしまい、申し訳ありません…………

怒りまかせに叩いたという訳ではありませんので、どうかご勘弁を…………

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