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JN「そんなにいちご好きならもっと早く連れてくれば良かった」
「いちごと言うか、果物全般が好きなんれす」
JN「紅茶の元にもなるからか」
「そうでふ」
JN「話すのは食べてからにしなね」
「んー」
JN「あーごめんごめん。ヒョンが話しかけたからだね。食べてて良いよ」
口を拭いてもらうその手は温かく、年上の包容力を感じる。
それがふとお爺ちゃんと重なって目頭が熱くなる。
JN「オ、ヤーヤーヤー。どうしたの」
急に泣き出した僕に困惑しながらも抱きしめて頭を撫でてくれる。
最近どうしてもこうだ。
何でもない時に思い出しては涙が溢れる。
JN「大丈夫、大丈夫だよ」
背中を優しく叩いてくれても、ただ泣きじゃくる事しかできない。
「会いたい。お爺ちゃんに、会いたいです、、、」
できないと分かった上で、ジニヒョンには迷惑だと知った上で、それでも口にしてしまう。
「ごめんなさいヒョン、、、」
JN「ごめんなさいじゃなくて？」
「ありがとうございます、、、」
JN「うん、それで良し」
柔らかく笑ったジニヒョンに目元を優しく撫でられる。
まだ少し潤んだ視界は歪んでいる。
JN「泣いても良いんだよ。でも1人で泣くのは禁止。お爺ちゃんに会いたいとか、もう苦しいとか。そういう言葉も溜め込まないで吐き出して。いいね？」
小指を結ばれて指切りをさせられる。
その目は約束したからね、と語っている。
JN「迷惑、とか考えてないよね？」
お見通しの目から逸らせば、頬を包まれて顔ごとジニヒョンの方に向けられた。
JN「相手のこと何て考えずに頼って良いの。僕たち家族でしょ？言ったじゃない。甘えなさい」
「ヒョン、、、」
JN「ん？」
優しさに胸が締め付けられて、また涙が溢れる。
でも今度は悲しみの涙じゃない。
「僕、ヒョンのそういうところ嫌いです、、、」
JN「オ！ヤー！このヒョンのどこが嫌いなんだよ！！」
優しくて。
温かくて。
無条件で愛をくれる。
まるでお爺ちゃんみたいな。
そんなところ。
「ありがとうございます、ヒョン。愛してます」
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ひなた(プロフ) - ソランさん» 分かりました待ってます！！ (2022年2月25日 17時) (
レス) @page41 id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございますー！ちょっと先になっちゃいます🙇♀️ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - 稲荷さん» ギャップって、いいですよねぇ、、、。リクエスト頂いた時に、「あ、いい、めっちゃいい」ってなりました笑こちらこそリクエストありがとうございました！！！ (2022年2月25日 10時) (レス) id: fc42fd02ea (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 裏切り面白かったです！！私がリクエストしたやつも楽しみに待ってます！！ (2022年2月25日 5時) (レス) id: 2ebb51e7fe (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - ソランさん» ありがとうございます！荒ぶる紳士が不謹慎ながら好きすぎます！本当にありがとうございます！ (2022年2月23日 15時) (レス) @page36 id: 7c4d2f3689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン | 作成日時：2022年1月19日 9時
