第十三話 ページ13
一期は、目を見開いている。
さっきまで泣いていたのが嘘のように、ピタリと止まった。
一｢や、薬研を見つけてくださるのですか？｣
一期は、未だ驚きが隠せておらず、口が開いたままだった。
私は、しっかりと一期の方に向き直り、もう一度話した。
A｢薬研藤四郎を連れて来たら、私のお仲間になってください。｣
先ほどよりも強めに言うと、一期は目を細めて嬉しそうに頷いた。
一｢こちらこそ、よろしくおねがいしますぞ！主殿！｣
まだ主になったわけじゃなかったけど、
一期が主と呼んでくれたのが凄く嬉しかった。
もうみんな起きたのか、短刀達の元気な声が聞こえる。
秋｢あ！いち兄とお姉さん！おはようございます！｣
寝癖なのか、ピンク色の髪がふわふわと揺れていた。
他の兄弟達に指摘され急いで髪をおさえていた。
骨｢いち兄、今日は何をすればいいんだ｣
鯰｢明日も仕事だろ？いち兄は休んでて良いよ！｣
一期は、鯰尾と骨喰の肩をポンッと叩き、耳元で囁いた。
みるみるうちに、骨喰と鯰尾の顔がパッと明るくなった。
それだけ嬉しいことを言われたのだろう。
何か張り切っている様子だった。
一｢薬研探しを骨喰達に任せます。もし発見したらすぐに私を呼んでください！｣
A｢はい！分かりました！｣
鯰｢お姉さん！あ、違う。主、行こう！｣
一期が今の状況をみんなに説明してくれたらしく、
薬研探しのことや、仲間になって欲しいという事までしっかりと伝わっていた。
A｢よーし！出発だー！｣
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こだぬき(プロフ) - はじめまして！楽しく読ませて頂きました！これから主人公さんがどんな風に刀剣の皆様と関わっていくのか楽しみです！また遊びに来させて頂きます！(*^^*) (2019年4月14日 19時) (
レス) id: 680cc78f50 (このIDを非表示/違反報告)
氷くん(プロフ) - 面白いです！先が気になりますね〜、更新頑張ってください！！作者さんのポジティブさ好きです(笑) (2019年4月8日 15時) (レス) id: 2d2e894556 (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 感想などを頂けると嬉しいです。 (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
琴丸ダイコン - 国語苦手なくせに小説書いてるから日本語やばいですね。本当に申し訳ないです！（全国の刀剣乱舞のファンの方） (2019年4月8日 13時) (レス) id: d6c283313e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴丸ダイコン | 作成日時：2019年4月8日 7時
