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流星side
なんでもっとちゃんと神ちゃん見とらんかったんやろ。
俺を待っている間、ずっと1人で耐えとったんに、
そう思うと自分へのイライラがつい外に溢れ出してしまった。
神ちゃんの長いまつ毛を涙がぬらしていく。
あー、もう、
なに泣かせとんねん
「ごめんな？神ちゃんに怒っとるわけやないんや」
神「…ほんま？」
うるうるの目で上目遣いで見てくるから不覚にもドキッとしてしまった。
こんなんやから神ちゃんは、わけわからん男に目つけられるんや。
「おん。ほんまに。怒っとらんよ」
神「よかった、ｸﾞｽﾞ嫌われたかと思ってん、！」
本格的に泣き始めそうな神ちゃんを、人目のつかないとこまで連れていく。
幸い今日は平日で、あんま人もおらん。
人通りの少ない場所にあるソファーに2人腰かけた。
「怖かったな？ごめんな、行くの遅なってもうて…」
俯いて泣くのを我慢する神ちゃんにそっと話しかける。
ぶんぶん首を振って、「流星のせいやない、俺が周り見とらんかったせいや」って自分を責めだす。
きっとこれが神ちゃんなりの優しさなんやね。
やから、これを否定するってことは、神ちゃんの優しさを否定することになってまうと思うねん。
せやから、今の俺にできることは、
「ありがとな。でも、神ちゃんだけのせいやないで。俺も悪かった。」
2人で、「ごめん」を半分こすることやないかな。
1人で背負う「ごめん」より、2人で、分け合う「ごめん」の方が断然軽いやろ？
神「…流星、もう離れんといて」
甘えた声で言ってくるからつい、返事をするのを忘れそうになる。
「うん、」
神「…あんなぁ、めっちゃ、怖かってん、もう二度と流星に会えないんとちゃうかなって、メンバーにも会えなくなってまうんじゃないかって、めっちゃ不安やった…｣
涙をこぼしながら必死に伝えてくる神ちゃんを抱きよせる。
いつもなら、「流星、近いで！」って言ってくる神ちゃんやけど、今はこの距離がちょうどええらしく、
俺に抱きついてくる。
「時間はかかってまうかもしれんけど、なんかあった時は絶対助けるから、そんなこと思わんといてや」
神「ふふっ、流星は頼もしいな？」
ってニコニコ笑いながら言うてくる神ちゃんは、小悪魔のような天使だ。
ほんと、
「そんなんやと、また変な男に絡まれるで？もっと警戒心持ち？」
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たこやき(プロフ) - ジャスミン黄橙さん» こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました！気に入ってもらえて嬉しいです。またのリクエストおまちしております(^ ^) (2020年12月27日 1時) (
レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき(プロフ) - ゆさん» こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました(^ ^)私、神ちゃんと流星くんのコンビめっちゃ好きで…流星くんのかっこよさと神ちゃんの可愛さで見事な化学反応が…長くなりそうなのでここまでにしておきますね（笑）またのリクエストおまちしております。 (2020年12月27日 1時) (レス) id: 9acec0ff06 (このIDを非表示/違反報告)
ジャスミン黄橙(プロフ) - ミルクボーイとても可愛かったです！！！リクエストありがとうございました！！！ (2020年12月26日 15時) (レス) id: 0cd046be96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 君は可愛い男の子、ありがとうございました！目をつけられちゃう緑さんがかわいくて、助けてくれたのに自分のこと責めちゃう青さんが男前でとても素敵な作品でした＞＜！3ページ目の展開にはハラハラしっぱなしでした。これからも素敵作品の更新楽しみにしております^^ (2020年12月26日 10時) (レス) id: c2197c2c66 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき(プロフ) - ジャスミン黄橙さん» なるほど、そうなんですね！ずっと、リア突見てみたかったんで、教えていただいてとても嬉しいです(^_^)ありがとうございます！ (2020年12月25日 12時) (レス) id: e996afc623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たこやき x他1人 | 作成日時：2020年12月6日 22時
