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そう言えばきんとき様は
Aのばか、と力無く笑ったあと静かに目を閉じた。
きりやん様の適切で迅速な治療が効いて
失った体力を取り戻す為に眠ってしまったようだった。
『きりやん様、ありがとうございます』
kr「俺は当たり前のことしただけだよ」
『それでも。ありがとうございます。』
kr「………」
ﾏﾌｨﾙ「ぅぐ……ぐ、」
kr「うおっ⁉︎」
『きりやん様‼︎』
突然ボスが呻き声を上げる。
出血も多くﾀﾋんでいても不思議ではなかったはずなのに、まだ、生きていたのだ。
それに驚いたきりやん様は、少しズレた眼鏡をかけ直す。
kr「びっっくりしたぁ……マジでまだ生きてんの？」
起き上がれはしないものの、苦しそうな声がそれを証明していた。
na「あー…どうする？」
一連様子を見ていたなかむ様は、そう言った。
sh「プランbつってもきんときがコレじゃあ出来なくね」
na「いや出来ないことはないよ。
きんときじゃなきゃいけないって決まりはない訳だし」
sh「あー。それもそうか」
kr「取り敢えず誰でもいいから殺.しちゃっていいんじゃないの？それで解決でしょ？」
sm「まあ、確かに」
彼らが話しているのはきっと
ボスのことで、作戦の話。
恐らく当初の予定ではきんとき様がボスを殺.す役割を担っていたんだろう。
ガシャ、と重たい剣を抜いたシャークん様が
じゃあ俺がやるわ、とコツコツと近寄る。
『あの、』
na「どうしたの？A」
『…私にやらせて貰えませんか』
na「え？」
『私が、ボスを殺.します』
私の言葉を聞けばシャークん様は進めていた足をを止める
…ボスを殺.さなきゃいけない
それは、私の為にきんとき様たちが立ててくれた作戦。
私の為に…私なんかの為に、彼らの手を汚させる必要はもう、無いんだ。
自分のことは自分で終わらせなきゃ、
きっと、後悔することになる。
例えそれをきんとき様が望んでいなくても。
だから………
私は握っていたきんとき様の手をそっと置いて
立ち上がった。
所持している暗殺用のナイフで…
仕事の為に、生きる為にボスから貰った、このナイフで…
その弱々しい心臓をぐさりと射止めた。
血が飛び散らないように、素早く、的確に。
力が抜かれたボスの身体は床にべったりとくっ付く。
これで…本当に…
『……今まで、ありがとうございました、ボス。』
私は、
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٩( ᐛ )و - 一気読みさせてもらいました！すごい美しい物語で…語彙力が溶かされました()心情の描き方がすごく柔らかくて細かくて心にくるものがありました！この物語に出会って楽しかったです！ (2022年12月23日 17時) (
レス) @page42 id: 9df188f843 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - あずきさん» コメントありがとうございます…！！！わあああ嬉しいです…！！！！これからも頑張ります^^ (2022年9月30日 20時) (レス) id: ad479b9abd (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 完結おめでとうございます！！これからも応援させてください~！！⸜🙌🏻⸝ (2022年9月30日 19時) (レス) @page43 id: fed7a00a2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - せなさん» コメントありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです‼︎頑張ります^^| (2022年8月6日 2時) (レス) id: ad479b9abd (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです...。。更新頑張ってください！ (2022年8月2日 1時) (レス) @page15 id: 4799d8c49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2022年7月23日 17時
