〜サボの抱えるもの〜 ページ28
森に戻ってくるや否やサボに詰寄る
人違いなわけなかった
俺の知らないサボがいるんだ
｢なんだよ何も隠してねェよ｣
｢あ…そうなのか？｣
｢『そんなわけねぇだろ！話せ！サボ！』｣
｢俺たちの間にひみつがあっていいのか？｣
｢｢『話せ』｣｣
観念したサボが話をしてくれた
サボは貴族の息子だったんだ
｢本当は親は２人共居るし…孤児でもなければゴミ山で生まれたわけでもねぇ
今日俺を呼び止めたのは俺の父親だ｣
そか…サボのとーちゃんか
｢お前らには嘘ついてた
ゴメンな｣
｢謝ったからいいよな!!許す｣
｢ことによっちゃ俺はショックだ｣
少し離れようとするエースの腕を掴む
『サボはどーしてゴミ山に？』
思い詰めるような顔をするサボ
｢あいつらが好きなのは〃地位〃と〃財産〃を守ってく誰かで…俺じゃない
王族の女と結婚出来なきゃクズ扱い
その為に毎日勉強と習い事…俺の出来の悪さに両親は毎日喧嘩…
あの家に俺は邪魔なんだ｣
｢お前らには悪いけど……俺は親がいても一人だった｣
｢そうだったのか……｣
サボはこんなに優しくて…強いのに…
｢エースAルフィ…!!!俺たちは必ず海へ出よう!!この国を飛び出して自由になろう!!
広い世界を見て俺はそれを伝える本を書きたい!!
航海の勉強ならなんの苦でもないんだ！もっと強くなって海賊になろう！！｣
サボは…生まれを憎まず、自分の求める自由の為に家を飛び出してきたんだ…
『サボかっけぇな！！！』
｢ひひっ！そんなもんお前に言われなくてもなるさ！！
俺は海賊になって勝って勝って勝ちまくって最高の名声を手に入れる!!
それだけが俺の生きた証になる!!｣
エース…
｢世界中の奴らが俺の存在を認めなくてもどれほど嫌われても!!!大海賊になって見返してやんのさ！｣
｢俺は誰からも逃げねぇ！誰にも敗けねぇ！！恐怖でもなんでもいい！！俺の名を世界に知らしめてやるんだ！！！｣
エースらしい…でも！
『俺は！誰にも負けない強い海兵になる！！！
俺は俺の正義で！世界に海賊を認めさせるんだ！！！
誰よりも自由な海兵になってやる！』
｢ししし…そうかよーし、おれはなぁ！！｣
、
、
、
｢｢はぁ？？｣｣
ルフィの野望が叶うとこ見てみてぇな
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FS(プロフ) - なーなななさん» コメント見て思わずにやけました笑妄想全開ですがそう言って貰えると嬉しいです！！コメントありがとうございます！ (2022年10月1日 22時) (
レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
なーななな - ドキドキトキメキ止まりませぬわー！！大好きです！！！！！！ (2022年10月1日 21時) (レス) @page18 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
FS(プロフ) - フウマさん» ご意見ありがとうございます！救済検討します！！ (2022年9月27日 13時) (レス) id: 46d612965a (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - はじめまして、エース救済ありでお願いします。 (2022年9月27日 13時) (レス) id: 6de51a17c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FS | 作成日時：2022年9月25日 13時
