うらたぬきの妹です。現在、炎上しております（白目）

炎上17 ページ19

なんとかお兄ちゃんを抑えたあと(私は見てただけ)、事故チューについて坂田さんに説明をした。

「えっとですね、事故チューって言うのは、不本意のキスって感じですかね。二人とも予期せぬところでチューしちゃう事、かな？」

「ふーん。で、Aちゃんはそれしてもーたんや？」

「めっちゃ興味なさげですね・・・。まぁ良いですけど」

「えっと、そんな正確には覚えてないけど、確か文化祭の日、だったかな？」

「文化祭って・・・高校か？」

「うん。その時に階段から落ちちゃったんだよね」

「階段から落ちた？？？？？？え、怪我は？？？？？？傷になったりとかしてねぇよな？？？？？？」

「高校の話よ？？？？んで最後まで聞いて？？？？？」

「階段から落ちた時に、下にいた人にぶつかっちゃって。んでそのままちゅって」

「よしそいつの顔を明確に思い出せ。髪色、肌色、目、髪型、なんでも良い。とりあえず明確に全てを思い出せ」

「なんでも良いと言った後に全てを思い出せと言う。大いなる矛盾」

・・・でも、格好いい人だったな。

「でも俺も気になる〜。どんな人やったん？同級生？」

「いや、制服着てなかったんで、お客さんかと」

「えっと・・・。顔はあんまり覚えてないけど、関西弁を喋ってた気がする」

「「関西弁？？」」

「・・・ああ、そっか、お前高校・・・。」

「え、え、Aちゃん高校どこ？？」

「高校は京都です。行きたい学科で有名なとこ京都にあって。無理言って京都に母と一緒に住んでました」

「京都なんやぁ！実はなぁ、俺らのメンバーの中にも京都出身の奴がおってさぁ！！」

「あ、センラさんですよね。皆さんのことは一応把握しているつもりです」

「・・・あ、そういえば髪の毛に金のメッシュ入れてましたね」

「・・・金の、メッシュ？」

「・・・は？？？？？？？」

「え？」

二人を見ると、二人は目を見開いて固まっていた。いや乾くよ？？

「・・・Aちゃん、この話やめよか、うん」

「え？あ、まぁ私は別にいいですけど・・・」

「俺はやめない！！！！！もっと！！！詳しく！！！！」

「うらたさんSTOP止まってくれ頼む」

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