禊祓の癒詞【CS】 (ページ2)

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性格ページ2

〈性格〉

その年齢に見合わないほど大人びた少女。
物腰が柔らかく落ち着きもあり、それ故に余裕を持ったゆったりとした動きをしており、その一挙手一投足から育ちの良さと気品を感じられる。まさに『清浄無垢』『賢良方正』といった四字熟語の似合う性格。
幼少期から立場や年齢関係なしに誰に対しても敬語を使う癖があり、たとえ「遠慮しなくてもいい」と言われたとしてもこれをやめることは決してない。その態度は「礼儀正しい」と捉えられることもあれば、人によってはよそよそしく感じたり、どこか意地っ張りで気取っているように捉えられたりすることも少なくはない。
常に冷静な姿勢を保ち、驚きを口や顔に出したりすることはあれど、態度にまでして動じることは基本的にない。自身が守護の力を授かり、御箱特務課や箱舟の教示に追われるようになった今でも、そこまで慌てた様子も見せずに落ち着いている。そのおとなしさはどこか不気味さまでも覚えるほど。

相手を気遣うような言動が多く、責任感が強かったり他者のためになるような行動を心掛けていたりと所謂「ノブレス・オブリージュ」の精神に基づいた様子が目立つ。
「誰かのためになるような行動を心掛けること」は彼女が幼少期から親に教わった常に意識していることのひとつであり、彼女の人柄や心を支える大きな二つの柱の内のひとつでもある。
また、彼女の柱のもうひとつは、先述の教えを実行するにおいて大事なことだと教わった「命を大切にすること」。
このような心の柱や人生の指標、「やらなければならないこと」が幼少期から定められていたということもあり、美織には好き嫌いのようなものはないし「自由時間」のようなものも苦手。
飲み込みが早く柔軟な思考で何でも受け入れるような子どもだったから「苦手なこと」はあっても「嫌いなもの」は特になかった。生まれた時からやるべきことは既に決まっていたから「自由に、好きなことを好きなように」と言われても、なにをすればいいのかわからない。わからないから、他者の真似をしてみる。
非常に保守的で、目指すべき目標がなければすぐにでも崩壊してしまいそうな人物。

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