何故か乙女ゲームで悪役になった私の破茶滅茶ストーリー

7話【将来の私の拠点】 ページ8

確かこの悪役キャラは、どのルートでも最後は退学を受ける筈だ
主人公に色々と暴行とかやったり虐めたり、所謂サイテーな奴である

つまり私は退学Let's go！……マジふざけんなカスが




つまり？私は？悪役だから絶対退学になるというオチを背負って生きていかなければならないという糞みてぇな展開を送らなければならないという訳だ

有り得ない、何故私がこんな風にならなければならないのか。







考えている間に、いつの間にか来た教師がホームルームを始めていた
適当に話を聞き流し、一人私はどうするべきかと考えていた。









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今日は初日ということで、学校案内だけで一日が終わった。
広すぎるだろ、まぁ私はほとんど説明を聞いてはいなかったが

下校時間になると、一目散に私は教室を離れる

これから私が昼休みに過ごす場所探しだ



明日でもいい？舐めたこと言ってんじゃねぇ。
その時には既にその場所は取られていると思う、多分だけど

チャンスは今しかないのだ、波留？あんなやつ知らん






適当に木陰のある庭を探す。室内は人がいるから却下

校舎から大分歩いたし、人の気配もしない



「やっと見つけた、広すぎるだろココ……」





と、愚痴を吐きながら歩く
すると、何処からか声が聞こえてきた

段々とその声は大きくなる、恐らく私の拠点(予定)のすぐ側か何処かだろう


木に隠れながら、こっそり移動して声の主の正体を探す

見つけたそこには、3人の厳つい野郎と1人のか弱そうな男がいた




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