蓮は昔を想ふ。 ページ35
__彼女は、馬鹿じゃないの？って思うくらい、頑張っていたんだ…
「ねぇ、蓮きゅんっ！あ、噛んじゃったぁ！」
どっから見ても頭の弱い尻軽女達が俺にこびりつく
何故俺がモテるか説明してやろう
俺はここら辺で一番顔が整っている人だと思う
そこらへんの女子の反応や男子の目を見れば自惚れるくらいわかる。
この地域はガリ勉ばっか。
せっかくの都会に生まれたんだからさぁ、つまらない偉い人になるよりもちやほやされて仕事になる芸能人の方がよくね？
ここら辺の奴等は分かっちゃいないね。
「うわぁ、テスト3位だ…悲しい」
なんて言ってる奴、よく聞け！
いいか？テストっていうモンは赤点や補習を回避するだけの物なんだよ！
大体、下から数えたらそこら辺の俺はどうなるんだよ…
俺は絶賛赤点中だよ、
おっと、話がズレたな。そんなんだから尻軽たちの目にかかるん男が俺しかいないって訳。
だけど、こんな俺にも弱点がある
それは
「どうも、我は紅葉 刹那。叔父の所為で可笑しい口調になってしまったが、よろしく頼む」
華やかな顔の刹那は俺の嫁候補に一気に出た。
早速校内デートに誘ってみたら全然彼奴男の危険をしらないもんだからすぐにOK。
「校内でーとか？うむ、いいぞ。まずはどこへ行くのだ？我は、まだ此処をよく知らぬぞ」
「まっかせておけって！そうだな、屋上がいいな！」
… だけど、屋上は鍵が閉まってる
ふっざけんなよ！ラノベなら開いてんのに！！
しょうがない。大人の俺は保健室に行こうと誘った
あーる18の事まではいかずとも、何かしらしようと思ったんだが…
…なのに、先公がいる
ふっざけんなよ！ラノベだったらいないだろうが！
もう、諦めることにした
「のう、我、裏の校庭に行きたい。連れてってくれぬか？」「はぁ？あんな地味なところにか？」
…告白かな？
連れてきてやると彼奴は思い切り空気を吸い込んだ。
「うむ、小春日の空気は澄んでいてうまい。我はやっぱりこの季節がよい」
「…？こはるび？」
意味の分かっていない俺に彼奴はくす、と笑うと花の前に座り込んだ
「おお、素晴らしい！綺麗な花だ！」
「…そんなただ白い雑草の何処が良いんだ？」
「蓮君は感動という物がないのか…？一白影なきこの白さ！素晴らしい！」
彼奴は、俺にとってはくだらないことを楽しむ
だから、興味を惹かれてしまったのかもしれない
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yukari - 最高に面白いです。一番あいりしゃちゃんが好みでたまりません。メイド尊い・・・。執事さん、セクハラで訴えますよ、応援しています。これからも頑張って下さい。 (2017年3月11日 17時) (
レス) id: 9fcf03bf8a (このIDを非表示/違反報告)
ビーワ - 更新したお話もドタバタ感があってとても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2016年12月4日 8時) (レス) id: c2403943df (このIDを非表示/違反報告)
ビーワ - すっごく面白いです！蓮くんと夢主ちゃんのやり取り？イチャイチャもっと見たいです！！ (2016年11月29日 16時) (レス) id: c2403943df (このIDを非表示/違反報告)
ぬは - あー！！ｺﾖﾐちゃん可愛いー！！ (2016年11月23日 12時) (レス) id: dfee877f16 (このIDを非表示/違反報告)
みー - あいりしゃちゃん可愛いー(*≧з≦) (2016年11月23日 12時) (レス) id: f91042a182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんだふる | 作者ホームページ：にゃんにゃんにゃんにゃん
作成日時：2016年8月8日 19時
