【stpr】ヤギ声くんの幼馴染み【青】

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ころんside.



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｢そういやころちゃん､いつ告白するんですかぁ〜｣



｢はぁ！？｣

｢好きなの丸分かりやしなぁ､幼馴染みちゃんでも気づいとるんちゃう？｣

｢いや一切気づいてない｣(即答)





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僕がそう即答をした瞬間にニヤニヤと面白がる皆｡





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｢前なんてころちゃん､Aは僕のだから莉犬くんにはあげない､なーんて言っちゃったもんねー！｣

｢｢ひゅーひゅー♡｣｣



｢あああああもう本当にそれ思い出させないでくれる！！！！？すっごい恥ずかしかったのにあっち全然気づいてくれないんだよ！！！！？｣





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小学､中学､高校とずっとAに想いを寄せてたのに全くと言っていいほど進展しない上に最早家にほいほいあげられている始末｡

諦めようと思ったときも何度もあった｡



けど､Aの笑顔が消えるはずなんて無く｡

今でもこうやってズルズルと恋心を引きずる｡

初恋は実らないって言うしなぁ…とため息ばかりつく日々｡





いつになったら､僕の気持ちを分かってくれるのだろうか｡





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｢押してダメなら引いてみろって言うけど､それはどうなの？｣

｢…Aから話しかけられるから､無理｣



｢無視は？｣

｢ｯ好きな人からの声掛けに反応しないのか己らは！！！！！？｣

｢｢はいしますね｣｣



｢直球勝負､好き！｣

｢恥ずか死する！！！！！結果死ぬ！！！！！！！！！！｣





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全部否定する僕に､るぅとくんの一言が刺さる｡





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｢それじゃあ､いつまで経っても付き合えないし､まず振り向いてももらえないよ？

莉犬くんには宣言しといて､取られてもいいの？｣





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神様､教えてください｡









どうしたら､臆病な性格を治せますか｡





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