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貴「って、言われたの」

赤「で、困っていらっしゃると?」

貴「そうなの、だってチームメイトだよ?もし何か間違えてギクシャクしたらみんなに迷惑かけちゃうし」

まさか葉山が…って感じだ。

赤「もう負けは許されませんしね」

こんな話の時でも主将な赤司。
流石だ。

でもそうなんだよなぁ。

貴「はー、なんて返事しよう」

すぐにごめんなさいと言えていたら
どれだけ良かったか。

驚きすぎて、

『え、えっと…ちょっと待って』

と言ってしまったのだ。

これでは期待させているかもしれない。

赤「ごめん以外にないでしょう」

貴「それは大前提!」

赤「Aさんの言葉なら全部受け止めますよ」

貴「うーん、そうかなぁ」

赤司に言われると、そんな気がしてこなくもない。

貴「てか赤司分かってたんでしょ」

赤「何がですか?」

貴「とぼけないでよ」

赤「みんな知ってますよ、葉山がAさんのこと好きなこと」

貴「え、そうなの」

話によると、
実渕も根武谷も、
更には黛さんや樋口さん達3年生まで
知っているらしい。

赤「今日告白すると思ったのは勘でしたけど」

貴「うそだ、絶対わかってたでしょ」

赤「そんなに買い被らないでください」

貴「もーすぐ分かったもん、赤司が言ってたのはこのことかって」

『俺今晩いつでも空いてるので』ってやつ。

赤「たまたまです」

貴「ふ〜ん…」

その瞬間、スマホがブッと鳴った。

画面を見ると、
虹村から通話がかかってきていた。

貴「あ、ちょっとごめん、切るね!ほんとごめん!」

赤「?どうかされました?」

貴「ん、ちょっとね!ほんとごめん!明日ね!」

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雪葉 - はい!頑張ってください!(*^▽^*) (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - 雪葉さん» 雪葉さん、ありがとうございます!ゆっくりの更新になってしまうかもですが、気長に待っていただけるとうれしいです! (2019年9月16日 9時) (レス) id: 06f33d0a69 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉 - 虹村さんかっこいいですね~小説がんばってください!応援してます! (2019年9月16日 7時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月28日 21時

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