60 ~赤司side~ ページ26
赤司side
赤「もしもし、黒子?」
黒「お久しぶりです、君が通話なんて珍しいですね」
赤「あぁ、ちょっと黒子にしか話せないことでね」
黒「人たらしはいいので、早く要件を」
赤「なんだ、冷たいね」
黒「冗談ですよ」
赤「単刀直入に言うと、相手がいる女性を好きになってしまったんだ」
黒「はぁ、Aさんですか」
赤「折角伏せたのに…」
黒「で、少し前の君ならきっと力ずくで奪おうとすると思うんですけど、今の君はどうするんですか?」
赤「黒子の傷口に塩を塗っていくスタイル嫌いじゃないよ」
黒「これでもあの殺伐とした実力主義バスケ部にいたんですよ」
赤「困っているから君に話しているんだよ」
黒「すみません、僕にはそういう浮ついた話なんてないので分かりかねます」
赤「女の子の扱いが上手いじゃないか」
黒「そんなことはありません、赤司くんの方がモテるでしょう」
赤「いや、これが難しいもので…恥ずかしながら初めてなんだ」
黒「初恋、ですか」
赤「改めて言われると恥ずかしいな」
黒「素敵ですよ、初恋の人が高校で再会した中学時代からの先輩だなんて。虹村さんがいること以外は完璧です」
赤「よりにもよってね」
黒「虹村さんって、男から見てもかっこいいですしね」
赤「虹村さんには勝てる気がしないよ」
黒「そんな男性そうそういませんよ」
赤「はは、黒子は厳しいね」
黒「流石の赤司君でも、って感じです」
赤「困ったね」
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雪葉 - はい!頑張ってください!(*^▽^*) (2019年9月17日 22時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - 雪葉さん» 雪葉さん、ありがとうございます!ゆっくりの更新になってしまうかもですが、気長に待っていただけるとうれしいです! (2019年9月16日 9時) (レス) id: 06f33d0a69 (このIDを非表示/違反報告)
雪葉 - 虹村さんかっこいいですね~小説がんばってください!応援してます! (2019年9月16日 7時) (レス) id: e8c65ee3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月28日 21時