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従業員「征十郎様!お待ちしておりました。」

赤「ありがとうございます」

青「征十郎様だってよ」

黄「やっぱりマジモンのお坊ちゃんスね」

こそこそ話す青峰と黄瀬。

従業員「お部屋は2人部屋と大部屋でよろしいでしょうか?」

赤「あぁ、問題ないよ」

そう言って渡された鍵は2つ。

貴「桃井と2人部屋も最後かぁ」

遠征とか、試合とかホテルの時は
大抵桃井と2人部屋だったなぁ。

夜遅くまで恋バナをして楽しんでいたっけ。
いつもより長くて暑い部活の時間を
乗り切れられたのは桃井のおかげだ。

赤「違いますよ、虹村さんと、2人です」

不敵に微笑む赤司に
はい、と手渡された鍵。

貴「えぇ!?」

青「1番のサプライズになったな」

ニヤリと笑う青峰。

虹村の方を見ると、全く驚いていなかった。

貴「まさかこれも知ってたの!?」

虹「おう」

まじか…

黄「んじゃ、お楽しみに〜☆」

ニヤニヤする2年生御一行様と別れて
私達は部屋へと向かった。

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作者名:夢莉 | 作成日時:2019年8月14日 16時

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