【虹村修造】No title【黒子のバスケ】 (ページ27)

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黄「いや～、疲れたっス！」

海で3時間ほど遊んだ後、電車に揺られ
2駅先にある赤司の家が経営する旅館に向かう。

緑「ちょっとしたトレーニングになったのだよ」

赤「確かに、いいかもしれないね。来年の合宿に応用できそうだ」

紫「海なら吐き放題なんじゃな～い？」

黒子を見て言った紫原。

黒「そんな汚いこと言わないでください」

むっとする黒子。

こつん。

うとうとしていたら虹村の肩に
頭がぶつかった。

貴「わ、ごめん」

虹「2駅なんだから我慢しろよ」

貴「うん」

海は久々だったからか、とても疲れた。

それにただのマネージャーが
全国1位のバスケ部の男の子達と
同じくらい全力で遊べるわけが無いのだ。

本当に疲れた。

黒「Aさんがあんなに遊んでいるところを初めて見ました」

貴「なんか楽しくなっちゃって…」

後輩達とこんなに遊べるのなんて
最後かもしれないと思ったら
必要以上にはしゃいでしまった。

貴「すっごく楽しかったなぁ」

赤「それは良かったです」

後輩達ににこにこしながら
見つめられるとなんだか恥ずかしい。

虹「お、着いたぞ」

私達は重たい荷物を引いて
電車から降りた。