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4.計画開始 ページ4







「さて、小瀧も帰ったところで……どうする?」


『うん……どうしよう』






重岡くんには今の私の心情を全部話した。

重岡くんは、"まぁ、それはそれでつらいなぁ"っと言ったけれど、そのあとに、"まぁ小瀧も瀬良さんにベタ惚れやし平気やで?"っと余裕そうに笑う。



重岡くん曰く、

"俺の前であいつ、めっちゃ惚気けよるもん"

らしい。






『考えたのは、デート……』


「うん、まぁ、定番よな」


『それで、デートといえば東京とかかなって!』


「ほんまに言うてる?」


『……うん?』


「ここ大阪」


『……頑張れば!』


「諦めろ」






あっさり私の案は弾き飛ばされた。

けど、デートは定番でいいということで採用。






『じゃあ……ショッピングモールとか。最近新しく出来たから、行きたいなぁとは思ってたし』


「ええんちゃう?それで、そこで何するん?」


『映画とか見たい!そのあとは、洋服屋さんとか、こっそり望に合うもの買う!』






きっと、望の前で"望の誕生日プレゼントとして買ってあげる!"って言っても、遠慮すると思うから。

この前ちょっとお店に食べに行ったら、全部望が払ってくれたし。



そのへん、紳士だから困る。






「せやなぁ……」


『あとはプリクラ?私も苦手だけど、思い出にはなるから。そのあとは……』







私がポンポン案を出していくと、

"それ、全部採用でええよ?"ってくすくす笑う重岡くん。



"え?"って反応すれば、"脳みそすっからかんやなかったな"って私の頭を撫でた。






「少し落ち着いて考えれば出てくるやん。俺、1度も意見出てないで?全部、瀬良さんの案」


『……そういえば、』


「自分で考えて、自分らしく祝ってあげるのが、小瀧にとって1番のプレゼントやない?」






"ん、なら俺はここらへんで"


1000円だして、ヒラヒラと手を振りながら去っていく重岡くんの後ろ姿は

まるで、神様かのようで。






「なぁ、今しげに触られてたやんな?」


『わぁあっ、!!びっくりした……いつからいたの、望、』


「今さっき。頭撫でられてるとこぐらいから」


『なんで頭撫でられてることわかったの』


「鳥肌立ったから」


『ただ寒かっただけじゃないのそれ』






"上書き"

そう呟いて私の頭を撫でた大きな手は、とても優しかった。

5.デート当日→←3.マイナス発言禁止



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設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望   
作品ジャンル:恋愛
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ぽてとふらい。(プロフ) - 凜憧さん» んへへ 笑 私のつける題名って癖強いからなぁ 笑 気づいてくれてありがとう(*´ч ` *) そう言って貰えてくれしい!ありがとーう!! (2019年7月30日 11時) (レス) id: 9d94f1b87d (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - 題名を見てぽての作品って分かった私を褒めてほしい…笑 番外編めっちゃ良かったよ! (2019年7月30日 10時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽてとふらい。 | 作成日時:2019年7月30日 0時

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