カルマ君の双子の妹は超絶可愛い天才少女でした！【暗殺教室】

episode 28 ページ31

──渚side


Ｅ組は、棒倒しでA組と勝負する。負けたら磯貝君は退学になるかもしれないみたい。


………なんで！？


まぁ、ざっくり言うと、磯貝君のバイトがばれて、これが二回目だからちょっと痛めつけてやろうという魂胆らしい。


磯貝「俺が播いた種だから責任は全て俺が持つ。退学(クビ)上等！暗殺なんて校舎の外からでも狙えるしな」


全(((イッ…イケ……)))


「イケてねーわ全然！！」


磯貝「えぇ！？」


「なに自分に酔ってんだアホ毛貧乏！！」


磯貝「あ、アホ毛貧乏！？」


ブーイングの嵐だ。磯貝君の人徳なら、そうなるのは何となくわかってたけど……


浅野君の本心が気になる。彼ほどの切れる人の目的が……本当に棒倒しで勝ちたいだけなのかな？



──浅野side


浅野「───それに、期末テストで暮らしい思いをした皆だ。『中間テストの前に少しお返ししておきたい』そんな気持ちがみんなにあっても僕は責めない。」


こんなのは上辺だけの綺麗事だ。この言葉の意味は、


『Ｅ組をたっぷり痛めつけろ。来週に迫る中間テストに影響が出るくらいに。』


ということだ。クラス全員が学年トップ40をとるための謀略だ。


さぁＥ組。この戦力・知力・作戦力の差に、どれほど無様に足掻いてくれるのか、楽しみにしているよ。

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