た ぬ き の 妹 は ぺ ン ギ ン 系 女 子

29話目!! ページ21

そこには 佐伯 秀人 そう書かれていて





【この前の仕返しはしてやるからな】
や
【後悔させてやる】
や
【お前は俺と付き合うことになる】
や
【家突き止めたからな。逃げれると思うなA】




そう書かれていてて




『っあ、…ぃ、や、』




高校の出来事がフラッシュバックする。



─ 落ち着け。落ち着け。大丈夫。今私には皆がいる。



そう言い聞かせても怖いものは怖くてフラフラしてると



nqrse｢…A?!手紙になんて書いてあっ──…！｣




なるせが手紙を見たらこわばる表情。




『っあ、…なる、せ………』





きっとなるせから見たら情けない顔をしているんだろう。





nqrse｢…A深呼吸をし──(ﾊﾟｼﾝｯ)
…。｣




『やだ、やめて！触らないで！！！やめ……っ……うぁっ、……ごめ、なる…せ……』





なるせが背中をさすろうとしてくれても怖くて、佐伯と重なってしまって手を払い除けてしまう




『ごめ、ん。…ち、違うくて………』




nqrse｢…(ギュッ)｣




目の前にはピンクが混じったふわふわの髪となるせの匂い



『！！！！いやぁ！！！』




力一杯。到底適わないけど、力いっぱい押して抵抗する。





nqrse｢大丈夫A。俺だよーなるせだよー｣





ゆらゆらと小さい子をあやす様な動きで抱きしめて問いかけてくれる




『う………ん…。』




さっきまでなるせと分かっていても体が拒絶反応を起こしてたのになんだか安心してしまって涙なんか流れてきて




nqrse｢落ち着いたー？｣





優しく問いかけてきて、頭を心地よいリズムで撫でられるから、、意識が遠のいてきて



『うー……ん、、…』




意識が飛びかけてるのが分かったのかなるせは




nqrse｢よかったー……おやすみA｣





そう言ってくれた

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