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第百四十六話 ページ1

無惨の動きが完全に止まった。

夜明けまであと少し。いける、今がチャンスだ。そう思った時…


ドン


突然、衝撃波のようなものが私達を襲った。


『…あ、…がっ…っ、』


体が麻痺している。息がし辛くて、なかなか立ち上がれない。


駄目だ。はやく…早く回復を…。


無惨が逃げちゃう…。


そんな時、歩いて行く無惨に誰かが攻撃を仕掛けた。


「よくもやってくれ゛たなぁ。許さね゛ぇ」


荒い息を吐きながら伊之助が立ちはだかる。

「俺達を庇って数珠のオッサンの足と半々羽織の腕が千切れた。あっちこっちに転がっている死体は一緒に飯を食った仲間だ」

ポロポロと私の目からも涙が溢れる。伊之助の言葉は皆の気持ちの代弁だ。


「返せよ」


返して。


「足も手も命も全部返せ」


失ったもの、全部返して。


「それが出来ないなら、100万回死んで償え!!」


だけど術が出せなくなっても無惨は強い。伊之助1人じゃ劣勢すぎる。

そこに、新たな増援。

「伊之助踏ん張れ!!炭治郎はまだ生きてる心音がする!!」

「持ち堪えるぞ!!」

善逸と玄弥だ。

「炭治郎、生きることだけ考えろ!!聞こえるか、お前は死なない!!絶対死なない!!

禰豆子ちゃんと帰るんだ!!人間に戻った禰豆子ちゃんと生まれ育った家に帰るんだ!!家族みんな待ってる!!2人が帰って来るのを!!」

第百四十七話→



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憂流(プロフ) - 酔知魔仁さん» 素敵な感想ありがとうございます!作品は書きたいな〜とは思っていますので、また新作でお会いできるといいですね、、! (2022年5月2日 23時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
酔知魔仁(プロフ) - 一気読みしちゃいました…夢主ちゃんが鬼になった時点ですっごいびっくりしちゃったんですけど最後の最後で会えた訳では無いけど会えててめちゃくちゃほっとしました…憂流さんの無一郎くんの作品がまた読めますようにと願いながら待ってます…! (2022年5月1日 13時) (レス) @page15 id: de62c28f20 (このIDを非表示/違反報告)
うに。(プロフ) - 憂流さん» お返事ありがとうございます!めちゃくちゃ誤字が入ってましたね…すいません。そうなんですね!!!すっごく楽しみです!実は今暗殺教室のピエロ読んでます!そちらもすごく面白いです! (2022年1月7日 13時) (レス) id: 7df85f4354 (このIDを非表示/違反報告)
憂流(プロフ) - うに。さん» ありがとうございます!!新作もゆっくりですが考え中ですので、機会があればまた読んで下さると嬉しいです! (2022年1月7日 0時) (レス) id: 275269a074 (このIDを非表示/違反報告)
うに。(プロフ) - 一気読みしてしまいました(´TωT`)めちゃくちゃ素敵なお話でした。また憂流さんこうの無一郎の作品がみたいです!これからも頑張ってください! (2022年1月6日 16時) (レス) id: 7df85f4354 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:憂流 | 作成日時:2021年4月4日 11時

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