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16. 鉄骨娘 ページ16

「あ"〜ダルっ、何で東京来てまで呪いの相手なんか...」

「?呪い祓いに来たんだろ」

「時短時短、二手に分かれましょ。私は上から1F(フロア)ずつ調べるから、アンタ達は下から」






上から調べるのは釘崎で、下から調べるのは遷宮寺と虎杖という訳だ。確かに時短にはなる。






「ちょっと待てよ、もうちょい真面目にいこーぜ。呪いって危ねーんだよ、知らんのか」






この虎杖の言葉で、釘崎は虎杖を蹴った。






「最近までパンピーだった奴に言われたくないわよ!!さっさと行け!!」

『悠仁...先程の発言はお主が悪いぞ』






確かに一般人だった者に言われたら腹立つのは分かる為、遷宮寺は同感と謂わんばかりの表情をして頷く。






「今日ずっとお前の情緒が分かんねーんだけど!!」

「だからモテないのよ」

「何で俺がモテねーの知ってんの!?」

『(意外とお主に好意を向ける者は居るんじゃがのぅ)』






実は遷宮寺は中学時代も虎杖と同じクラスだった。その為知っている、虎杖に好意を向けていた少女が居た事を。






「テメーは言う程モテんのかよ」

『野薔薇は意外と美人だと思うぞ?』

「そうかぁ?」






2人でそんな会話をしていると、上から呪霊が現れた。直ぐ様反応した虎杖は呪霊の前足を切り落とす。そして、真正面から呪霊に向かって走り下を潜って足を斬る。
足を斬られた呪霊は体勢を崩し、その隙に頭に呪具を刺した。






「うん、動けんね。俺」

『ほぅ?(まだまだ未熟じゃが、動きは良いな)』

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三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2021年2月4日 20時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬桜椿 | 作成日時:2021年1月21日 15時

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