12. 鉄骨娘 ページ12
「一年がたった4人って少な過ぎねぇ?」
「じゃあお前、今まで呪いが見えるなんて奴会った事あるか?」
「...ねぇな」
「それだけ
新しい一年生を迎える為、此処_原宿に集合していた。
「っていうか、俺や遷宮寺が3.4人目って言ってなかった?」
「入学は随分前に決まってたらしいぞ。こういう学校だしな、何かしら事情があんだろ」
『...五条悟が来たぞ』
3人で待っていると「おまたせー」と五条が此方に手を振って駆けて来た。そして「おっ」と反応し、2人の制服姿を見る。
「制服、間に合ったんだね」
「おうっ、ピッタシ。でも伏黒と微妙に違ぇんだな、パーカー着いてるし」
「制服は希望があれば色々いじって貰えるからね」
「え、俺そんな希望出してねぇけど」
「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん」
『...』
虎杖はパーカーが着いているデザインが気に入っているらしい。そして、遷宮寺は_
「うん!Aも凄く似合ってるよ」
『嬉しくもない称賛じゃな』
「僕って君に嫌われる様な事した?」
『存在』
「存在がダメなの!?」
遷宮寺の格好はセーラー服風だ。
胸元のスカーフは赤.白の二色あり、呪術高専のボタンは左胸にある。
スカート丈は膝まで、黒タイツと黒のローファーを履いている。
『まぁこのデザインは気に入っておる。誉めて使わす』
「君って上から目線だよね」
『それで、何故原宿集合なのじゃ?』
「あからさまに話を逸らしたね。因みに理由は本人が此処が良いって言ったから」
「アレ食いたい!ポップコーン!!」
「はぁ...」
こうして一同は新たな一年生を迎える事になった。
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三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2021年2月4日 20時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬桜椿 | 作成日時:2021年1月21日 15時