《両面宿儺》仕返しします

態度5 ページ5

ｶﾞﾗｶﾞﾗ






釘崎「はよー


って、何この冷徹な空気さっむ」





『あ、野薔薇おはよ』






野薔薇が言う通り

今この教室には冷たい空気が流れている。




この雰囲気を見て野薔薇は

あぁ、そゆことね、と何か理解したのか

昨日みたいに怪しい笑みを浮かべた。









悠仁｢...んー、ってあれ！


なんで俺立ち上がってんの!?

つーか手ェ痛てぇ！｣






悠仁？

じゃあさっきのはやっぱり宿儺だったんだ。



野薔薇は私の所まで来ると

耳元に顔を近づけた。







釘崎｢面白いことになってんじゃないの。

なになに、何したのよA〜｣





『そ、それは後で恵と野薔薇に話すからー！』






虎杖｢え、え、何何！

A、俺には話してくれねぇの!?｣






『悠仁にはまた今度話してあげるから！』





明らかにしゅんとしてしまう悠仁。


ごめんね、でも宿儺にバレちゃったら計画がパーになっちゃうんだよ。






でも...









.








『朝のは、効果あったのかな...?』







...いや、ないな。


宿儺に限ってそんなのありえないな。


もっと攻めなちゃいけないのかな。

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