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翼「大丈夫なの？」
「なにが？」
翼「肝試し。参加するんでしょ？」
大地が、私が
クラスで1番最後の参加表明をすると
「全員部屋の懐中電灯持ってこようぜ！」なんて
無駄に心の準備ができる時間を与えてきた
その隙に、
唯一お化けが嫌いなことを知る翼が
私の元へ駆け寄ってきて
眉毛を下げながら心配をしてくれる
「……だって、部屋に一人でいる方が怖いもん、」
普通に考えて、耐えられないもん
1人でお化け見ちゃったら
どうしたらいいかわかんないけど
だったらまだ、
他の人と一緒に怖い思いした方がマシかな、って、。
……いや、本心的にはどちらも嫌だし
お化けなんて絶対に見たくないけど、！
翼「あとで泣いても知らないからね？」
昔、お化け屋敷に入って大号泣したことを
まだ引きずっている彼は
本当にいいの？と、最後の確認をしてきた
いやいや、！
「昔みたいに泣かないし！
もう、子供じゃないんだから！」
大丈夫でしょ！と
これまた下手に強がる私は、本当にバカだ、。
誠「大丈夫？」
「う、うん、、。」
誠「俺らも行こっか」
あっという間に順番が回ってきて
懐中電灯の明かりひとつを頼りに
私達は、前へ進む
しばらく歩いていると、
すぐ側にあったカーテンが
夜風にひらっと揺れて
たまたま私の肩に触れた
「きゃ、！！！」
無理無理、
やっぱり帰りたい、！！
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まー(プロフ) - あんずさんの描写がほんとに好きで毎回キュンキュンさせられました！素敵なお話でした！！ (2019年9月1日 7時) (
レス) id: b5240094ea (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ - ほんとにやばくてキュンキュンどころかギュンギュンしてます笑最後の七瀬がもうかっこよすぎて頭抱えます笑あんずさん毎回天才すぎます！ (2019年9月1日 2時) (レス) id: 004c126250 (このIDを非表示/違反報告)
冷麦(プロフ) - 毎回更新見てふるえていました…本当に唯一無二の紅一点もので楽しかったです！素敵なお話をありがとうございました！ (2019年9月1日 1時) (レス) id: 5b6161b271 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - 続きほしいです！！ (2019年9月1日 1時) (レス) id: bf17d816d6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆうりさん» ありがとうございます！今夜完結する予定ですので、ぜひお読み下されば幸いです！ありがとうございます！頑張りますね！！ (2019年8月31日 19時) (レス) id: c8152cd10b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akko010716&scr=novel/321576798...
作成日時：2019年7月21日 21時
