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莉犬side
·
莉犬
「A遅いなぁ...」
彼女のAと今日はデートする予定なのに、
そのAが待ち合わせ時間になってもこない。
莉犬
「…ちょっと、家に行ってみよ」
Aは余程のことがないと遅刻なんてしないし
遅刻しても、ちゃんと連絡をしてくれる。
なのに今日は何も無い。
それにAは喘息持ちだから、
余計に心配。
もし、家で倒れてたりしたら…
莉犬
(っ…ううん、そんなこと考えたらダメ…)
タクシーを拾い、
Aの家まで向かった。
莉犬
「ありがとうございました」
運転手さんにお礼を言って、お金を払って
Aから預かっていた合鍵で
家の中に入る。
もちろん、インターホンは押したよ。
でも、出なかった…
《ガチャ》
莉犬
「A〜、？」
莉犬
「居ないの、？」
…ﾋｭｰｯ、ﾋｭｰｯ、ﾋｭｰｯ…
莉犬
「！！！」
よく耳をすませば聞こえてきた、
ヒューヒューという音。
俺は、急いでその音の元へ向かった。
《ガチャ！》
莉犬
「！、Aっ！！」
音の先はリビングから聞こえて、
リビングに行くと、キッチンの方でAが胸を押さえて倒れていた。
莉犬
「Aっ…！！」
莉犬
「！、吸入器…！」
机の上にあった吸入器を
Aの顔に持っていく。
莉犬
「Aっ！Aっ！！」
『…んっ…ｹﾎｯｹﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯ…』
莉犬
「A…！」
Aは、俺が名前を呼ぶと
うっすら目を開けてくれた。
莉犬
「A、ゆっくり呼吸してみて、」
『ｽｩｯ…ｹﾎｯ、ｽｯ…』
莉犬
「大丈夫、大丈夫、ゆっくりでいいから、ね」
『ｽｩ、ﾊｧｯ…ﾋｭｯ、ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…ﾊｧｰ、ｽｩｰ…』
莉犬
「そうそう、！上手だよ、(ｻｽｻｽ」
『ｽｩｰ、ﾊｧｯ、ﾊｧｯ…ｽｩｰ…すー、はぁー…』
莉犬
「どう、？治まった、？」
『う、んっ…はぁっ…』
莉犬
「疲れたね、寝ていいよ、おやすみ、(ﾄﾝﾄﾝ」
『ん、、すぅ、すぅ、すぅ…』
Aは相当疲れていたのか、
俺の腕の中ですぐに眠ってしまった。
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病み少女(プロフ) - ゆりさん» ありがとうございます！病まないですよ！大丈夫です！笑 (2023年4月17日 18時) (
レス) id: ae16366adb (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - 面白いですね。はい、好きです、この小説、作者さん。やまないで！？ (2023年4月17日 18時) (レス) @page23 id: 86e4b7fcdb (このIDを非表示/違反報告)
病み少女(プロフ) - ジェルくん推しさん» リクエストありがとうございました！ (2022年9月29日 0時) (レス) id: ae16366adb (このIDを非表示/違反報告)
病み少女(プロフ) - koto inｲﾇｺﾞﾔさん» 2日で！？うわぁ✨嬉しいです！ありがとうございます！！ハートたくさん押してくれてたのkotoさんだったのかな？とにかく嬉しいです！ありがとうございます！一緒に応援しましょう！！私は、さところじぇる寄りの箱推しです！ (2022年9月23日 22時) (レス) id: ae16366adb (このIDを非表示/違反報告)
koto inｲﾇｺﾞﾔ - シリーズの最初から見させて貰っています昨日から2日間でこのシリーズまで読み終わりましたw私すとぷり大好きなので嬉しいです！今すとぷり大変な時期だと思いますが一緒に応援していただけたら幸いです。ちなみにわたしはさとりーぬ推しです！ (2022年9月23日 22時) (レス) @page1 id: d753ddc342 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：病み少女 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1346/
作成日時：2022年8月12日 3時
