検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:23,618 hit

116 ページ24

よし、これで、

助けに行ける。


不死川さんを見ると、

2本指を切り落とされていた。


まずい。


あの悲鳴嶼さんでさえも、厳しそうだ。



あの人たちは、まだ生きていられる。

俺よりも戦える。


戦力になる。



死なせてはいけない。




すると、

再び黒死牟の危険な攻撃が始まった。



不死川さんが危ない!









不死川「っ!?時透!!」



不死川さんを自分の方へ引っ張る。

不死川さんへの攻撃から、なんとか免れた。



時透 「死なせない!!

貴方はまだ、両腕で刀を振れる…!!」






…体中が痛い。


だけど、ここでやらないと、


俺の腕も命も、

今懸命に戦ってくれてる、不死川さんたちの傷も無駄になる。



そんなの絶対に駄目。


でも、今の俺は、

さっきよりも弱い。


出来ることをするしかない。




…だから…。






内側に…


間合いの内側に入れ!



一瞬でもいい。ほんの一瞬でも、

上弦の壱の動きを止められたら。


ほんの少しでも、

攻撃の手を緩めることができたなら、




悲鳴嶼さん、不死川さんのどちらかがやつの首を斬ってくれる。



必ず!!





片腕も失い、

失血も重なり、

俺に残された時間は、もう殆ど無い。



まだ動ける内に、

役に立てるうちに、


………急げ!!






悲鳴嶼「…!?不死川!!」


不死川「!!」


俺は、地面を蹴った。


すると、あとの二人も続いて動き出した。




俺の意図を汲んで合わせてくれた。



奴は技を使った。





入れ入れ入れ入れ!!



抜けろ!!

間合いの内側に!!



くぐれ!!

攻撃の隙間をくぐれ!!


折り重なった攻撃の隙間!!





俺は、奴の胴を刀で貫いた。




それと同時に、足まで斬られた。


いいんだ俺は。





ほら、玄弥。





撃て!!




『俺が、上弦の壱の動きを止められたら、


俺もろとも撃っていいからね。





絶対に…躊躇するなよ。』













ドンッ!!















すると、


玄弥の血鬼術だろうか。




メキメキと木が現れ、俺と上弦の壱の身動きを封じる。



そのすきに、悲鳴嶼さんと不死川さんは攻撃を仕掛ける!










 
でも俺は…


一瞬で、



胴を真っ二つに斬られた。







嘘でしょ…。



体中から刃…!!

振り動作無しで

出した刃の数だけ攻撃を放った。

117→←115



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:照山紅葉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月23日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。