桃×紅一点×貧血 ページ32
〖SCENE〗
＊桃くん
＊あなたもSixTONESのメンバー
＊貧血
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今日はアイドル誌の撮影。
今回は大我くんとペア。前の現場からスタジオに着いたけど、大我くんはまだみたい。
大我くんが来るまで少し休ませてもらおう。
もともと貧血持ちの私は今日も貧血の症状が出ている。立ち上がればフラフラするし、ちょっと気分も悪いからソファに横になった。
「お疲れ」
「大我くん、お疲れ様。」
「どした？貧血？」
おせんべいんもぐもぐと食べながら聞いてくる大我くんに素直に頷けば、
「ムリしないで、寝てな？」
って、パタパタと近づいてきて私の肩を優しく押す。
横になって目を閉じてもグルグル身体が回っている気がして、身体に力が入りぎゅっと縮こめて耐えてみるけれど、時間が気になって仕方ない。
メイクも終わっているけどそろそろ衣装に着替えないと····。
自分の気持ちを無視して身体を起こすと、
「大丈夫？」と言いたげな大我くんと目が合う。
「大丈夫だよ、ありがと。」
「心配なんだけど。」
って、ワンコのような目で見つめてくる。
私は着替えを済ませてまた大我くんの元へ戻り、そのま撮影が始まった。
撮影が始まれば強いフラッシュのせいで目がチカチカとして、余計にクラクラする。
カメラマンさんの指示に従うのもやっとで、
「Aちゃん、もうちょっと笑顔ちょうだい。」
私はやっぱり笑えてないんだと、自分にガッカリする。
「次は2人で背中を合わせて座ろっか」
指示通りに、背中合わせで座りながら、
「俺に身体が預けちゃいな」
って、大我くんに言われたけれど、自分にそれが出来ているかもわからない。
自分の身体なのに分からなくて、嫌な汗が流れるのがわかる。
カメラさんの指示や、ほかのスタッフさんの声、
いろいろ準備をする雑音が混じりあっていて、
どんどん遠おくなって行く。
「ちょっ、A！！」
すぐそばにいる大我くんの声が遠く遠くに聞こえた。
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わん(プロフ) - 滴さん» 細かい所まで読んで頂きありがとうございます。 (2021年2月17日 21時) (
レス) id: 9bd4ec93f8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読みました。 沢山のいやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでした｡｡｡ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ50のここの部分 「ほっくん開けて。」なんてペットボトルを差し出し、珍しく甘えくる○○←名前 これてが抜けてませんか? 正しくは甘えてくるではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血ページ49のここの部分 目いつぱいに涙を貯めて、ちょっと瞬きしたら零れてしまうほど。 これ正しくは目いっぱいに涙をではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 黒×紅一点×貧血のここの部分 「おはよー」って、言ってくれるだけで様子がおかしいのは明らか。 これ正しくは言ってくるだけでではないんでしょうか？ (2021年2月17日 13時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピ | 作成日時：2021年1月17日 20時
